きょうされん徳島支部の国会議員要請行動と肝炎署名

 昨日(4月18日)は、今全国のきょうされんが取り組んでいる国会請願署名「障害者権利条約に恥をかかせないで!」の紹介議員になってもらうための行動があった。徳島選出の国会議員の地元事務所を訪問し要請をした。私は横田支部長と中西・三木・福山議員を訪問。今年1月に日本でも批准された国連の「障害者権利条約」に見合った国内法に、障害者関連の法律を変えてもらうためである。どの事務所でも丁寧に対応してくれた。この3議員は、肝炎の国会請願署名でも紹介議員になってくれている。

 請願項目は、以下の3点。
1.障害者総合支援法は、「骨格提言」にそって早急に改正してください。
2.介護保険優先原則を見直し、本人の希望で必要な支援を選べるようにしてください。
3.一人の市民として安心して暮らせるよう、障害基礎年金額を引き上げてください。

 障害のある人の収入は大変低い。ワーキングプアと呼ばれる年収200万円以下が98.9%おり、100万円以下は56.1%もいる。多くの障害者が「家族に依存」しなければ生活できない状態にいる。まったく、障害者にとっては3項目の請願は切実な問題である。

 18日(金)の徳島新聞には、ウイルス性肝炎の医療費助成の拡充を求める運動が紹介された。徳島肝炎の会の女性会員さんの声が書かれている。出産のときに大量出血した際に、汚染製剤が含まれている血液製剤を投与されたためと思うが、当時の医師もおらず、カルテも存在しないため提訴できない。B型肝炎も含め、多くの肝炎患者が国の医療行政の犠牲になっており、肝硬変や肝がんに対する医療費助成の実現が求められている。

 4月からの消費税の大幅アップは、私たちの生活に大きな打撃を与えている。安倍首相は社会保障のためと言っているが、果たしてそうなのだろうか。制度改悪・自己負担増が増えているので、そうとは思えない。



我が家ののごみ人形


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店)入門
○洋服みたよなお前のこころ いつも袖ないことばかり
○君の写真を扇にはりて 風の便りを待っている
○ひがないちにち わしややまめぐり 白日依山儘 黄河入海流 うちじやたにまに ぬのさらし

 「白日依山儘 黄河入海流」は盛唐の詩人王之渙(公元 688-742)の詩「登鸛雀樓」からとっている。「白日依山盡,黃河入海流。欲窮千里目,更上一層樓。」「白日 山に依って尽き 黄河 海に入って流る 千里の目を窮めんと欲して 更に上る 一層の楼。」