きのこハウス理事会、第5回世界・日本肝炎デーフォーラム、肝炎全国恒久対策原弁会議

 忙しい3日間であった。22日(金)は夜にきのこハウスの理事会があった。いろんな報告があり、そして社会福祉法人化をするかどうかの勉強会。まずは社会福祉法の学習でいろんな疑問点を話し合った。次回はきょうされんのこの法律に対する考え方を勉強する予定。なにしろ門外漢なので用語を理解することが大変である。
 23日(土)は第5回世界・日本肝炎デーフォーラムが東京の全電通ホールであったので参加した。主催は日肝協で後援は厚労省・東京都・日本肝臓学会などであった。厚労省肝炎対策室長、各政党(自民党民進党公明党共産党社民党)などからも挨拶があった。
 前国会では日肝協が主唱して全国B型肝炎訴訟原弁、薬害肝炎原弁が協力した国会請願が全政党からの賛同で衆参両院で採択された。こういう前進のもとでの肝炎デーフォーラムであったので参加者も会場いっぱいの400名で盛り上がった。この日の講演は、「B型C型肝炎の治療と問題点について」八橋弘先生(長崎医療センター臨床研究センター長)と「"地域ぐるみ”で目指すワースト1位返上プロジェクト」江口有一郎先生(佐賀大学医学部肝疾患センター長)であった。お二人の話はこれまでにも聞いたことがある。B型肝炎全国原弁の会議や日肝協の会議にもこられて同様の話をおおくされて、肝炎撲滅のために患者の立場に立って話をされている。以前にもブログに書いたので内容は省略する。
 この日の夜、全国恒久対策原弁の懇親会があったのだが、私は東京で仕事をしている息子と食事をすることになっていたので失礼した。息子との食事の前に少し時間があったので、市ヶ谷の日本棋院に立ち寄った。と言うのも8月に長野の娘が孫を連れて徳島に遊びに来る。孫の楓君は最近囲碁を習っているというのだ。徳島に来たら私と碁をするのを楽しみにしている。ところが私は3面ほどあった碁盤を人にあげてしまって我が家には碁盤がない。昔は文具屋に行けば必ず碁盤はあったのだが、今はどこにも置いていない。そこで日本棋院を思い出した。これで、楓君の挑戦を受けることができる。
 24日(日)の肝炎全国恒久対策原弁会議は200名近くが全国から集った。肝炎の恒久対策を求める運動が、現在どこまで来ているかを確認し、全国で足を揃えて取り組むことが肝炎対策の大きな前進になるという認識で開かれていると思う。国会請願署名の取組、7月15日に行われた厚労大臣との定期協議、各地の報告などがされた。10月29日(土)には、「全国B型肝炎訴訟基本合意5周年集会」が東京のニッショーホールで開かれるので、参加する予定だ。それに続いて10月30日・31日には長野で日肝協総会が開かれるので長野の「肝友」に会えるのを楽しみにしている。

台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の守大助さんをご支援ください!
B型肝炎訴訟をお考えの方は、全国B型肝炎訴訟弁護団へご相談を!
 湯浅竹山人編「粹の懐」昭和2年(1927年)12月発行
◯明しおくれて誠も啌(こう)と、なつて苦労が又ひとつ。
◯梅の若ばも覽を持からは、花を咲せた後の事。
◯ぱつと世間へ浮名を立て、花は當座に散安い。
◯やがて身持の氣ざしとみへて、花もやつれた顔見せる。
◯當座かるのは別れのもとよ、霜も日に日に薄くなる。