日肝協代表者会議、

 明石市で、日肝協代表者会議が28日・29日にあったので、徳島肝炎の会の近藤事務局長と参加した。我家から車で昼食休憩を含め2時間半ほどで着いた。運転は近藤さんがしてくれたので助かった。彼は日肝協の幹事なので一緒に行ったので、28日はオブザーバーで2時からの幹事会にも参加した。午後6時から懇親会で、全国各地から60名余りが参加した。自己紹介や地元のアトラクションもあったりして、皆さん久しぶりにお互いの近況を話し合いながら楽しんだ。
 29日の午前中は代表者会議があり、厚労省や国会議員、兵庫県、日本肝臓学会などからの挨拶があった。今年12月から実施される重度肝硬変と肝がんへの医療費助成、患者会会員の減少が、現在の日肝協の最重要課題であることが、提案された議案書で明らかにされた。
 来年度の大きな課題も、総括に基づいたもので、重度肝硬変と肝がんへの医療費助成(厚労省はその対象者を7,200人と推計しているが、果たしてそれほどいるのか)の各県でのとりくみ、肝炎の新しい基本指針に基づく自治体の施策の推進である。日肝協ではこの課題について調査票を作成して、各患者会を通じて自治体に回答をお願いすることにしている。
 しかし、患者会がない県ももたくさんあり(現在26患者会、会員数4,000人弱)全国の実態をまとめるのは大変だと感じた。肝炎医療の進歩と肝炎患者の高齢化により、最盛期は1万人余りいた会員が減り、徳島も含めどの会も運営に四苦八苦している状況だ。
 午後からは分科会が行われた。第一分科会は「国と自治体の肝炎対策」、第2分科会は「患者会と日肝協の今後」、第3分科会は医療講演「自己免疫性肝疾患の治療について」(講師:田中篤先生 帝京大学医学部内科学講座教授)であった。
 私は第1分科会に参加したが、各県の肝炎対策の状況が報告された。徳島県は特に進んだ県とは言えないだろう。
 昼食休憩の時間に少し時間があったので、会場ホテルのすぐ近くにある県立明石公園(明石城)で行われている菊花展を見てきた。天気もよく良い散歩になった。
 会議の最終に「兵庫アピール」が採択された。全体で100名余りの参加であった。アピールでは、「現在、肝硬変と肝がんに関連する福祉・医療面の前進が求められまた進められています。B型肝炎ウイルス排除に向けて研究開発が進められています。検診についても未だ不十分と言われています。自己免疫性肝疾患も厳しい患者がおられ治療薬・治療法の前進が求められています。会員の減少が厳しい状況にある患者会を含め共に、上記テーマの前進に向けて活動を続けていきましょう。」と訴えられた。課題山積の代表者会議であった。来年は埼玉県で開かれる。





 会議が終わったのは4時半。休憩をしないで戻ったので、我が家に着いたのは6時半であった。
今年の目標
①中国語検定2級合格 不合格だったので、次回11月25日をめざす。
魯迅全集全20巻読了 現在、第6巻50ページまで読了。さっぱり進まない。
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「山家鳥虫歌」(近世諸国民謡集 岩波文庫
○来いと云うたとて行かれる道か 道は四十余里夜は一夜
○恋ぢゃ急きゃるな浮世は車 命長けりゃ廻りあふ
○幾千代久し松が枝の 君は栄える若緑
○月になりたや様が住む 閨の臥所(ふしど)を照らしたや
○思ふ殿御が野へござるなら 涼し風吹け雨降るな