きょうされん徳島支部運営委員会、第6回麻の音まつり、「多摩川飲み下り」(ちくま文庫)

 一昨日(12月15日)はきょうされん徳島支部の会議があったので、徳島市内のクレエールまで行った。今回の主な議題は2つ。
 来年6月に開かれる、第19回四国ブロック学習交流集会の運営についてでは、講師の候補を決めて四国の会議に提案することになった。なかなかユニークな講師候補が出されたが、昨今の障害者の水増し雇用について、企業・自治体にきちんとした認識と法令遵守をもたらすためにも、良い人選だと思った。きょうされん各事業所が、身内での自己完結にならないためにも大事だと感じた。
 もう一つはきょうされん40周年映画の上映についてであった。映画は2本ある。「夜明け前・呉秀三と無名の精神障害者の100年」「星に語りて」で、購入して上映するには大変な経費がかかる。しかし、障害者問題を正しく理解してもらうには、大事な上映だと感じた。片手間ではできず、周到な準備が必要だ。
 12月8日(土)に徳島駅前で行われた国会請願署名は、参加者15名、署名数62筆、募金額16,017円であった。
 昨日(12月16日)は、和太鼓チャリティーコンサート「第6回麻の音まつり」があり、クレエールから特別券を頂いたので行ってきた。会場は我が家から近い吉野川市鴨島公民館であった。600席あまりあるホールはほぼ満席であった。出演は三宅島芸能同志会の津村春快さん(とにかくバチさばきが豪快で、いい音を聞くことができた)とミュージカルサークルWITH(創立20週年を迎え小学2年から高校生まで25名)踊りもセリフも素晴らしかった。太鼓一家(2011年に知的障害ももつ人を中心に結成された)は今年6月・10月にイタリアまで行って演奏している。イタリアでは2020年東京オリンピックパラリンピックのイベントのPRとして行っていて、その再現をしてくれた。見事なものでした。
 太鼓と聞くと神社の祭礼や戦争時の合図などが頭に浮かび、男性の楽器と思ってしまうが、なかなかどうして、子ども・女性・障害者がこれだけ力強く演奏をしてくれていいひとときであった。女性の方が多かったですね。外国人女性もいました。戦争や神事に使われない太鼓というのも楽しいものでした。

多摩川飲み下り (ちくま文庫)

多摩川飲み下り (ちくま文庫)

 私が通学した高校は、東京都立田園調布高校で、多摩川のそばにあった。著者は何年もかけて多摩川べり(時には離れて)を歩いて飲んでいる。川べりや近くの居酒屋などの雰囲気を楽しんでいる。本書にも田園調布高校の生徒らしき姿が書かれている。205ページ。「橋の上をヘロヘロに疲れた選手が走ってきたりする。これも野球のユニフォーム姿だが、さて、高校生だろうか。おそらくは、走り込み途中の投手と思われる。手足が長く、すらりとしている。」昔も野球は弱かったが、書かれた当時も、今でもそうなのだろう。懐かしい川である。

今年の目標
①中国語検定2級合格 ようやく合格した。
魯迅全集全20巻読了 現在、第6巻50ページまで読了。読了は諦めた。
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「山家鳥虫歌」(近世諸国民謡集 岩波文庫
散り行く花は根に帰る 再び花が咲くぢやない
○夫の留守に人寄せせぬは 扨(さて)も見あげた花嫁御
○志賀唐崎の名はよけれ 一つ松とは聞くさヘつらい
○峰の小松に雛鶴(ひなづる)番(つが)ひ 谷の流れに亀遊ぶ
○ござるござると浮名を立てて 様は松風音ばかり