守大助さんを支援する徳島の会、、「魯迅全集 第6巻」(学研)、中国語HSK試験模擬問題集

 昨日は、守大助さんを支援する徳島の会の川上事務局長とニュース第50号の配布と総会の案内で会員さんを訪問した。徳島市内の会員さんで会員が数人いるところ7ヶ所であった。
 総会の記念講演講師は、青木惠子さんで、東住吉冤罪事件の当事者である。講演については、守大助の会の会員でなくても無料で参加できる。多くの方にえん罪によって当人だけでなく大勢の方がどれだけ人生が狂わされるか、被害を受けるかを知ってもらいたいと思う。

 「魯迅全集 第6巻」(学研 全427p)をようやく読み終えた。調べてみたら昨年8月末から読み始めたのが、12月末までかかってしまった。それほど忙しくもなかったが、中国語検定の準備に心が忙しくて魯迅全集にまで気持ちが行かなかった。第6巻には「二心集」(33篇)「南腔北調集」(51篇)が収められ、魯迅が1930年から1933年にかけて書いた文章が掲載されている。20歳代に読んだ岩波の「魯迅選集」には、「二心集」が26篇、「南腔北調集」は34篇しか収められていなかった。改めて全文を読むと、この時代の中国の状況といかに強く闘ってきたかが理解された。今年は、もう少し真面目に読み進めてみたい。
 また昨日は今年はじめての、陽光学院での中国語。り先生は正月に北京に帰っていたが、みんなにお土産を持ってきてくれた。私には中国語HSK試験の模擬問題集であった。とてもありがたいことだ。5級と6級の本で、6級が一番難しい。4級に合格すると中国の大学に入学しやすいということのようだ。

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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社
◯み山べのみ雪とけなば谷川によどめる水はあらじとぞ思ふ
◯ひさかたの空よりわたる春の日はいかにのどけきものにぞありける
◯峰の雲谷の霞もたち去りて春日に向ふ心地こそすれ
◯うちわびて草の庵を出てみれば遠(をち)の山べは霞たなびく
◯春がすみ立ちにし日より山川に心は遠くなりにけるかな