空海の道

 昨日(5月18日)に「最後まで残った空海の道」の山道コースに連れ合いと参加した。今回で14回目となるようだが、私たちは初参加。四国88ヶ所の札所の中でも、もっとも厳しいと言われているコースである。11番札所藤井寺から12番札所の焼山寺までの15.6キロ。休憩を含めて5時間40分かかった。歩いた時間は4時間50分。3つほど山を越えなけらばいけない。
 昨年は400名ぐらいだったが、今年は500名の参加。NHKでしている「街道てくてく旅」が3月20日から「四国八十八ヶ所を行く」と題して始まっている。プロ卓球選手の四元奈生美さんがおおよそ1200キロを歩く。その影響もあって多いのだろうか。
 最初は、数珠繋ぎのようにして歩いていたが、それでもひとそれぞれにペースがあるので列もまばらになった。途中、何ヶ所かでお接待を受けた。お茶やあめ湯など、歩きつかれた体にとってはリフレッシュになる。県外からも参加者があり遍路道を楽しんだようだ。
 このごろは歩き遍路も良く見かける。バスや車で行くのも良いが、苦労して歩いて回るほうが、後の達成感があるのではないか。