健康班会(前立腺肥大症)、「新版動的平衡」(小学館新書 福岡伸一)、きょうされん署名要請

 21日(月)はきのこハウス理事長の横田さんと徳島県民医連を訪問して、きょうされんが行っている署名【障害福祉についての法制度拡充を求める請願】の協力要請行動を行った。
 請願趣旨は、以下の通りで障害者にとっては切実な内容である。
 日本政府が障害者権利条約を批准して5年が経とうとしています。障害者差別解消法ポスター確定版などの法制度が整備された一方で、障害のある人の権利を侵害するような事例も次々と明るみに出ています。
 旧優生保護法による強制不妊手術は障害のある人の尊厳を踏みにじるものでした。全国各地で違憲訴訟が提訴され、国の責任が問われようとしています。
 また2018年度障害者福祉サービスの報酬改定では、就労継続支援事業所において、工賃を稼げることが高い評価の対象になるなど、障害の重い人や安定して働くことが困難な人の権利を奪いかねない仕組みとなりました。新たに導入された「共生型サービス」も社会保障費抑制が主目的であり、障害のある人への支援の質の低下が懸念されます。
 そして中央省庁などによる障害者雇用水増し問題は、障害のある人たちへの働く権利の侵害に他なりません。
今必要なのは、障害者権利条約を地域のすみずみにひろげ、障害のない他の者との平等を基礎とした法制度を実現することです。そのために少なくともOECDの平均並みに障害福祉予算を引き上げることが欠かせません。

 昨晩は健康班会があったので参加した。1名がインフルエンザのために欠席。近頃大変はやっている。会場の公民館裏の小学校でも、学級閉鎖がされている。今回のテーマは前立腺肥大症。加齢に伴うもので、上手に付き合わないと仕方がない。それでも前立腺がんの除外診断をきちんとしなければいけないと話がされた。国際前立腺症状スコア(IPSS)が紹介されていたので自己チェックしてみたら7点だったので、軽症程度だった。健康食品の摂取について話題が弾み、次回のテーマはそれに決まった。
 「新版動的平衡」を読んだ。

 日頃は文系の本しか読まないので、新鮮であった。いろんな分野で活躍している著者であるが、専門分野を全く素人の私でさえ理解できる内容で書かれていた。
 ◯コラーゲンを摂取しても、肌の張りは「戻らない」
 ◯体重が増える食べ方と、増えない食べ方がある
 ◯がん細胞とES細胞には共通の「問題点」がある
 ◯見えている世界は脳によって「加工済み」
 ◯年を取ると一年が早く過ぎるのは、「体内時計の遅れ」のため
 などなど、読んでいて楽しい話題ばかりである。IPS細胞や、ロボットなど最先端科学のありようについても考えさせられた。

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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社
◯おしなべて緑にかすむ木の間よりほのかに見るは梅の花かも
◯あしひきのこの山里の夕月夜ほのかに見るは梅の花かも
◯うちつてに折らば折りてむ梅の花わが待つ君はこよひ来なくに
梅の花いまさかりなりぬばたまのこよひの夜(余波)の過ぐらくも惜し
梅の花いま盛りなりひさかたのこよひの月に折りてかざさむ