2011-01-01から1年間の記事一覧

ロバート・ファン・ヒューリック 「寅申の刻」

寅申の刻〔ハヤカワ・ミステリ1844〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)作者: ロバート・ファン・ヒューリック,和爾桃子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/02/04メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る 早川ポケットミステリーの…

今年最後の山登り

25日(日)、今年最後の山登りは高越山(1,122m)。健生山の会のW石会長、知り合いのIさんと私たち夫婦。数日前から寒波が来ていて、遠くに見える高越山の頂には白いものが見える。 ふいご温泉脇の登山口にもうっすらと雪が見えた。8時15分に出発。中間点…

守大助さんを支援する徳島の会役員会

我が家が所属する谷自治会。世帯数は60戸あまりだが、12月に入ってから大変。なんとこの月に4人の方が亡くなった。それほど天候の寒暖差が大きいとも思わないのだが。こんなことは私がこの地に住み始めて40年になるが初めてのこと。 昨日は、守大助さんを支…

B型肝炎訴訟で説明会

今日(12月18日)、あわぎんホールでB型肝炎訴訟の説明会があった。11月から毎月行う予定で計画されている。今日は14名(9組)の方が相談した。 B型肝炎訴訟の原告数は、11月30日に全国で追加提訴があり、この日全国では15の裁判所に合計512名の原告(被害者…

B型肝炎訴訟 逆転勝訴の論理

B型肝炎訴訟 (逆転勝訴の論理)作者: 与芝真彰出版社/メーカー: かまくら春秋社発売日: 2011/10/05メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログを見る 本書を出版しているかまくら春秋社は、自社紹介で「文芸出版社として19…

B型肝炎特措法成立

B型肝炎特措法が昨日成立した。来週にも公布され、その後1カ月以内に施行される予定だ。この法律の成立によって全ての被害者が救済される道筋を、厚労省は取って欲しいと思う。 法律の成立に当たって、原告団が声明を発表した。長い文章だが大事なので全文…

B型肝炎訴訟全国原告団総会

12月6日に東京で全国B型肝炎訴訟原告団総会があったので、大阪原告団の代議員の一員として参加した。 この会議は、国の「B型肝炎特措法案」(正式名称は、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法案」)に対する態度を原告団として…

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B型肝炎訴訟大阪地裁と原告団総会

昨日、大阪地裁でB型肝炎訴訟の裁判があったので参加した。裁判は202号法廷で開かれたが、傍聴席はいっぱいで前の弁護士たちがいる所まで椅子を出してもらって、100名ぐらいはいたのではないっだろうか。 6月28日に国と原告との間で基本合意が成立し、被害者…

B型肝炎訴訟大阪原告共同代表の小池さんが大学で特別講義

昨日(11月28日)は、B型肝炎訴訟大阪原告共同代表の小池さんと大阪弁護団事務局次長の中島弁護士が、徳島文理大学薬学部の一年生を対象に講義を行ったので私も参加した。 受講者は、対象の一年生90名ほどと、5年生や教員等総勢130名ほどであった。今回は、…

B型肝炎特措法案で東京行動

21日・22日に「B型肝炎特措法案」について、修正を求めるための国会行動に参加した。この特措法案には、重大な問題点がある。 それは、この法案には前回も指摘したように、肝硬変・肝がんになったり死亡して20年を経過した被害者は救済しないということだ。…

囲碁・木谷一門扇子

先日の徳島市で開催された日肝協総会、多くの人にお世話になった。そのお一人が北九州から来られたTさん。総会前日に徳島に来ていたので、総会資料の袋詰めなどを手伝ってもらった。当日は、徳島の事務局が手薄で受付が混んでいたので、自主的に香川の人た…

莫言「牛 築路」

莫言「牛 築路」を読んだ。牛 築路 (岩波現代文庫)作者: 莫言,菱沼彬晁出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/02/17メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (14件) を見る 両作品ともに1986年に発表されている。時代的には文化大革命…

仏教漢語50話

日肝協の総会は終わったが、当会の事務局長はその後片付けで大変なようである。小さな患者団体にとって総会を開催するというのは大事業である。 仏教漢語50話 (岩波新書)作者: 興膳宏出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/08/20メディア: 新書 クリック: 1…

日肝協総会とB型肝炎訴訟説明会

11月5日〜6日に徳島市で日本肝臓病患者団体協議会(略称:日肝協)総会が開かれた(正式名称は、第21回全国交流のつどい・代表者会議)。全国から25団体150名の患者会・肝臓病患者が集まった。 徳島肝炎の会は受入れ県として、昨年末から準備を重ねてきたが…

龍蛇谷生活環境保全林探索と「9条まつり」

昨日は、先日の三嶺登山と同じように県内の登山・ハイクの保護調査をW石健生山の会会長と私たち夫婦で、阿波市御所にある「龍蛇谷生活環境保全林」に行ってきた。 ここは県が平成14年に1億2,500万円もかけて県民に森林浴を楽しんでもらおうと整備したものだ…

おかしいぞ!B型肝炎特措法

10月31日と11月1日に、10月28日に閣議決定され国会審議にかけられようとしている「B型肝炎特措法案」についての国会内集会と国会議員要請行動があったので、連れ合いと参加した。 この集会には全国から70人余りの原告・家族・弁護士が参加した。31日1時20分…

来年の干支と三嶺登山

日曜日の午後、高松まで来年の干支の張子を買いに行った。今年早々に、30数年来お世話になっていた「ひさ六」が奥さんの病気のため廃業したので、別のところを探したところ「民芸福田」が宮内張子を扱っていたのだ。ここには、ひさ六に行ったときには必ず立…

桂林漓江下りと陽朔 その二

人口約70万人の町の桂林には、毎年約700万人もの観光客が来るという。漓江下りの船着き場の竹江碼頭は、外国人専用のもの。観光シーズンなので、私たちの前後の船の数は20隻近くあって、連なって漓江下りをした。 桂林の街も賑やかである。夜遅くまで人通り…

桂林漓江下りと陽朔 その一

10月16日から19日まで、連れ合いと「桂林漓江下りと陽朔 4日間」に行ってきた。天候はよくて快適な旅であった。3泊4日とはいえ、実質的には2日間が現地での観光である。関空からは広州まで4時間、広州から桂林まで50分の飛行である。16日は16時発の飛行機だ…

「私の南アルプス」と原発

昨日も徳島は大雨であった。レタスの苗を植え始めた農家には恵みの雨であったようだ。 不破哲三の「『科学の目』で原発災害を考える」を7月に読んだが、原子力・原発の抱える深刻な問題を国民目線で語ったパンフレットであった。 もともと、原子力の利用はそ…

守大助さんに葉書と「孔子家語」

9日には、地域の道作りが朝8時からあった。谷自治会の地域周辺の道路清掃である。このごろは道も奇麗になって、あまり掃除するところも無い。地域内にある神社の草取りが主である。とはいえ、我が家の前に30坪ほどの市有地があり、これについては毎年道作り…

B型肝炎訴訟、徳島説明会開催

昨日、徳島市の「とくぎんトモニプラザ」で、B型肝炎訴訟の説明会が開かれたので徳島肝炎の会の近藤事務局長と参加した。9月30日に大阪で初めての和解ができて以後、大阪原告団・弁護団にとっては初めての開催であった。この日の説明会に参加した方は被害者…

日本肝臓病患者団体協議会(略称:日肝協)総会に向けて、準備

11月5日〜6日にかけて、徳島市で開かれる総会に向けて、準備中。徳島肝炎の会の近藤事務局長の集計によると、県外からの参加者は70名を越えた模様。なんとか参加人数は確保できたと事務局長は安どしている。 しかし、それ以外にも患者・県民に向けた公開の医…

B型肝炎訴訟、大阪地裁でも一部和解成立

9月30日(金)は大阪地裁でもB型肝炎訴訟の和解がされた。札幌・東京に続いて3番目である。もっとも、和解成立と言っても提訴した原告のほんの一部である。 この日、大阪地裁で和解が成立したのは5名。同じ日に48名が提訴しているので、大阪の原告団は239名…

人生別離足る 驚きの遍路道

昨日は連れ合いと、久し振りに四国88カ所札所の遍路道、11番藤井寺から12番焼山寺のコースの半分ほどを往復することにした。折り返し地点は流水庵。7時50分に藤井寺についたが、そこにはもうすでに何組かのお遍路さんがいた。もっとも、早い人は6時ごろに出…

B型肝炎訴訟と守大助

弁護士から、B型肝炎訴訟のための私の裁判資料の追加を言われた。肝炎感染のためのカルテがもっと必要とのことで、早速かかりつけの病院に、過去のカルテのコピーに行った。B型肝炎訴訟は6月28日に原告と国との基本合意の成立を受けて、各裁判所で和解が始ま…

肝炎の医療講演会準備

昨日は、台風15号の影響で大変であった。用事が2件ほどあり、雲の晴れ間を縫ってバイクで出かけたのだが、これが大誤算。断続的に強い雨が降ってきて、2度ともずぶぬれになってしまった。 今日は朝から我が家で会議。午後は徳島肝炎の会事務局長からの業務…

用事、いろいろ

先週から今週にかけて、用事が多い。 10日(土)は10時半から徳島県西部の三好市で、きょうされん四国ブロック会議。全国のきょうされんから西澤さんが来て、情勢報告、各県の参加者からも状況報告、来年2月に徳島市で開かれる四国交流集会の打ち合わせなど。…

「不時着」 特攻「死」からの生還者たち

特攻――「死」からの生還者たち 不時着 (文春文庫)作者: 日高恒太朗出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/12/06メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見る 先の戦争の時、軍部の無謀な「特攻作戦」によって、20歳前後の多く…