守大助さんを支援する徳島の会役員会

 我が家が所属する谷自治会。世帯数は60戸あまりだが、12月に入ってから大変。なんとこの月に4人の方が亡くなった。それほど天候の寒暖差が大きいとも思わないのだが。こんなことは私がこの地に住み始めて40年になるが初めてのこと。
 昨日は、守大助さんを支援する徳島の会の役員会があった。役員会の前に、徳島駅前で宣伝行動を行った。会では、布川事件を題材にしたドキュメンタリー映画「ショウジとタカオ」の上映、新年会、2月に行われる第7回総会の運営などについて話し合った。今度の総会では、守さんのご両親が仙台からきて話をすることになっている。全国各地を支援要請で走り回っているが、会の数も26になっており、再審請求の提出も間近になっている。
 会には、守さんの手紙がある会に届いていた手紙のファックスが来ていたので紹介したい。


 今年も温かいご支援をいただき、本当にありがとうございます。私は絶対に筋弛緩剤を混入していません!早く、両親の元へ帰りたいです。
 救援会・支援会・守る会・一羊会の皆さん、お元気ですか。
 3.11東日本大震災から9カ月、復興にはまだまだ時間がかかるかもしれませんが、一日でも早く笑顔が戻ることを願っています。
 今年も各地で、総会・学習会を開催していただけたことと、そして「会」が26結成されたこと、心より感謝いたします。1人でも多くの方に、本件の真実が広がって、裁判官が今度こそ公平・公正に判断してくれるよう包囲して下さい。
 私は郁子医師の指示に基づいて、点滴をしただけです。なぜ患者さんを苦しめたり・殺めたりしなければならないのでしょうか。誤診して急変処置では、医療過誤もしているのです。その過誤を郁子医師は隠しつづけているのです。処罰されるのは郁子医師です。筋弛緩剤事件じゃありません!私は無実です!!
 「福井女子中学生事件」が一回で再審開始を勝ち取りました。「東電OL」でも多くの証拠開示され、再審開始へ近づいています。私も負けずに訴え続けます。再審請求をし、三者協議の中で、先ず全ての証拠開示を勝ち取り、短期間で再審開始を勝利したい。
 皆さん、どうかこれからもお力をお貸しください。
 街頭宣伝・署名活動、宜しくお願い致します。
      「仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件」 無実の守大助


 守さんが警察の杜撰な捜査によって逮捕されたのは、2001年1月。仙台地裁・仙台高裁・最高裁ともに守さんの訴えを取り上げず、無期懲役刑にした。29歳の青年の人生を奪ったのだ。来年には再審請求が行われるが、その時には一刻も早く真実と向かい合った決定を出して欲しい。




上の写真は我が家の張子面 にわとり(東京)


俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
 ○人に物いや 油の雫 落ちて広がる 何所までも
 ○人の口には 戸が立てられぬ 流れ川には 堰ならぬ
 ○人の振り見て 我が振り直せ 桜花見て 色直せ