富士山挑戦

 健生山の会の今年の夏の登山は、連れ合いからの強い要望で富士山と決まった。そこで、田部井淳子の「日本人なら富士山に登ろう!」を買ってきた。巻末に著者の登山歴が記されている。
 彼女は高名な登山家だが、とにかくあの小柄な体で、アンアプルナ(ネパール 7555m 女性初・日本人初)・エベレスト(ネパール 8848m 女性初)・シシャパンマ(中国 8027m 女性初・日本人初)などなど、山登りを楽しんできたことが伝わってくる読みものでした。
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 「初心者のための安心・安全登山術」と副題に書いている。富士山の魅力や登る前の事前訓練、快適装備などが、分かりやすい語り口調で書かれている。解りやすいと言っても、きちんとした準備をしなければ、安全には登れない。他の、達者なメンバーの足を引っ張ってはいけないので、7月中旬の当日までに、大麻山・高越山などで準備をしようと思う。


 上の写真は、宮内フサ(1985年102歳で死去)作品 3センチ位の手ひねりの土人形


俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
  ○逢うた夢見て 笑うて覚めて あたり見回し 涙ぐむ
  ○枝垂れ柳に 桜を咲かせ 梅の匂を 持たせたや
  ○愚痴をいはずと ここをば放せ 帰るこの身は 猶辛い