アスカ見学ときょうされん徳島支部運営委員会参加

 昨日(7月3日)は、阿波就労支援センターアスカの見学ときょうされん徳島支部の運営委員会があったので参加した。午前11時に阿波市市場町にあるアエルワホール3階に集合した。ここは今年4月にオープンした、阿波市の施設である(http://www.aeruwa.com/about)。阿波市の紹介によると、「阿波市交流防災拠点施設アエルワは、地域及び市民の文化・交流活動を支援するとともに、災害時における応急対策の活動拠点として設置された施設であり、阿波市民の皆様を中心に、文化芸術の鑑賞・発表の場や市民の文化・交流活動の場としてご利用いただける施設となっております。」と書いている。大規模な施設で、大変良いとは思うのだが、その一方で施設の維持管理費はどうなるのか心配である。
 3階に広い食堂があり、その一部がアスカ作業所の喫茶店がある。利用者と職員の2人で運営している。営業時間が11時から14時まで。皆さん、ここのコーヒーは美味しいと言っていた。1杯100円である。知り合いの人が食堂で働いていた。また、もう一組が介護保険の手続きに来ていたので声を掛けた。コーヒーの宣伝もしたら飲んでくれた。

 食事の後は阿波町にあるアスカ作業所に移動。施設の中を見学させてもらった。利用者は18名(男性7名、女性11名、平均年齢33.6歳)で職員を含め26名の事業所である。B型就労移行の施設で、平均工賃は月額23,093円で、徳島県の同様の施設の平均より少し高い。ここでは造花や袋詰、カギの組み立て作業を行っている。利用者の皆さん、声をかけると明るい返事が帰ってきた。ここで作業をするのが楽しいようである。またこれ以外にも施設外支援として、ハピエコ・切幡寺のトイレ清掃、自動販売機の管理・清掃を行っている。
 悩みとしては利用者が増えて作業室が作業室が狭くなり、不満が出てきていること。作業室で食事をするため衛生的でなく、是非とも食堂が欲しいとのことであった。阿波市には前向きに検討してほしいものである。

 アスカでは基本理念として、以下のことを掲げている。
 「阿波就労支援センターアスカは一人ひとりの人権と人格を尊重する事を基本として障がいのある人が地域の中で安心して暮らせるように努めます。」

 アスカの見学を終えて、運営員会が開かれた。会ではきょうされん支部総会・本部総会報告と国会請願報告、事務局長会議報告がされた。国会請願署名は2,965筆、募金141,235円であった。徳島選出の国会議員に紹介議員になってもらうるよう要請し、三木享議員の参道を得たとの報告があった。
 この後私は用事があり早めに退席したが、後刻次のような報告があった。四国ブロック学習交流会徳島(来年2月20日〜21日)は参加人数:150人、予算:およそ70万円、場所は徳島市または鳴門市。運動課題としては、賛助会員:目標150口(前年度到達123口)現在37口、会員員拡大は目標20会員(現在17会員)。この他には夏のカタログ販売、自販機の設置拡大、きょうされんの新たな拠点づくりにむけて、映画「ふるさとをください」など計画していく、安永健太さん事件裁判支援についてなどが話し合われた。また、クレエールさんからは、8月1日(土)「吉本新喜劇チャリティー公演」(吉野川市)の案内があった。

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10輪蕾を付けた月下美人。今晩には咲くだろう。楽しみである。

どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
◯今夜も逢えずに気ばかりじれる おくれよ一本熱燗を
◯遮断機おりて立ちどまる街 待たずに春の蝶わたる
◯葉の花咲いて野原は春よ はるかむこうも菜の花よ