社会保障制度等の充実を求めて B型肝炎訴訟:17日、あわぎんホールで説明・相談会
もう民主党が溶解現象を起こしているようだ。B型肝炎訴訟では私たちに大きな援助をしてくれていた福田衣里子議員も離党。
設立当初から寄り合い所帯の政党だったので、政権与党という立場がなくなるとすると、沈没しようとする船から鼠がいち早く逃げ出すような状態になってしまった。
民主党を離党した、ほとんどの離党者が自民党や・維新の会・太陽の党などへ参加するというのだから、よくよく考えると民主党も自民党も維新の会も全く同じコップにいて、その中で政権争いをしているように私には見えてくる。国民生活等はそっちのけになっている。第3極の連合と言っており、「野合」と言うのが正確で大手マスコミも無責任に称賛しているが、彼らが日本をどこに導くかしっかり判断して報道してもらいたいものだ。
今日は、徳島県社会保障推進協議会(会長:井上尚)が毎年県下の自治体に対し行っている「12年秋キャラバン統一行動」に参加した。私が参加したのは住んでいる阿波市。
参加者は私を含めて9名。市側からは森本副市長と林議会事務局長が対応した。
要求書の内容は、以下のとおりであった。
1.住民のための福祉・医療・介護制度の充実を求める要望
①生活保護について
②介護保険について
③後期高齢者医療制度について
④社会保障制度改革推進法について
⑤患者の医療費負担について
2.原子力発電所とエネルギー政策についての要望
①原子力発電所について
②日本のエネルギー政策について
③伊方原子力発電所について
3.米軍軍用機オスプレイの配備撤回について
①欠陥機であるオスプレイの日本への配備をやめるよう国に要請して下さい。
②米軍機による危険な超低空飛行訓練をやめるよう国に要請して下さい。
4.年金制度等に関する要望
①無年金・低年金者への基礎年金国庫負担分3.3万円の支給を検討して下さい。
②公的負担にもとづく最低保障年金制度創設を国に対し、要請して下さい。
③「年金2.5%削減の法案」を廃棄するよう国に対し、要請して下さい。
5.消費税について
①消費税増税の実施中止を国に要請して下さい。
6.その他
①国民健康保険の改善に関する要請書
これを見ると、ほとんどが国に対する要請ばかり。
自治体への働きかけのほとんどが、国とのかかわりを切り離しては考えられない。国のあり方が変わらないと、地方自治体もにっちもさっちも成り立たない状況が理解できる。
B型肝炎訴訟で国との和解協議を進めている時、全ての被害者を救済するには3.2兆円が必要だ、増税が必要と言って、国民と被害者である私たちを分断するような議論が国からあった。消費税増税もその一環である。今まで、消費税が社会保障制度充実のために使われた事はない。
明日は、B型肝炎訴訟大阪原告団による相談会が開催されるので、参加する。少し、私も話をすることになった。
以下は、今日の毎日新聞記事。
B型肝炎訴訟:17日、あわぎんホールで説明・相談会 /徳島
毎日新聞 2012年11月15日 地方版
全国B型肝炎訴訟大阪弁護団は17日午後1時半から、徳島市藍場町2のあわぎんホール(県郷土文化会館)4階で訴訟や特別措置法についての無料説明・相談会を開く。
全国の弁護団の活動のほか、特措法に基づき患者に給付金が支払われるプロセスや要件について説明をする。説明終了後、午後5時まで弁護士が個別相談に応じる。
問い合わせは南堀江法律事務所(06・6110・9789)。【大原一城】
我が家の絵馬 大阪・お初天神 2012年1月30日購入。
俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
○歌の上手なのは 姫路の御家中 殊に殿さん 雅楽頭(うたのかみ)
○酔ふたお客と 匏(ふくべ)の酒は 呑めば其の儘 横になる
○顔見たばかりで 気が済むならば 酒も樽見りゃ 酔ふであらう