うれしい和解の連絡 と B型肝炎訴訟相談会

 先日、同じB型肝炎訴訟に加わっている徳島の阿波市の方から電話があった。次回の大阪の裁判の期日で国と和解が成立することになったという。大変嬉しいことだ。
 11月12日現在、全国で提訴者数6,217 名のうち和解者数1,004名、大阪では提訴者数1,283名のうち和解者数206名になっている。まだまだ、40万人を超える被害者数から見れば全く少数で、和解者数はほんの一握りである。

 この女性は、裁判に加わってから熱心に大阪での裁判傍聴や学習会に参加し、徳島で相談会を開く時にも必ず姿を見せてくれた。原告一人ひとりがなんらかの形で、肝炎をなくすために力を出すことが、今、全国のB型肝炎訴訟原告団弁護団が日肝協や薬害肝炎訴訟原告団弁護団ととりくんでいる、肝炎の恒久対策の実現に繋がってくる。
 私は、もっと多くの被害者がB型肝炎訴訟を起こすことが、肝炎の恒久対策の前進につながると思っている次回のB型肝炎訴訟の大阪弁護団による無料相談会は下記の通り 

日時:11月17日(土)1時半〜5時

会場:あわぎんホール(郷土文化会館)4階。



 この間、いろいろと忙しくて10月2日の大山行き以来、ほとんど山とは御無沙汰だった。昨日はようやく連れ合いと、徳島の高越山(通称、おこーっつぁん 阿波富士 1,123m)に登ってきた。頂上近くに高越寺があり、天智天皇(662〜671)の時代、行者の役小角が開いたとされる真言宗の寺院で、周辺は修験道の行場としても有名である。私たちが登ると、必ずと言っていいほど会う人が3人いる。1人は女性であるが、この3人ほとんど毎日のように登るそうだ。とにかく早い。下りは走って下る。
 私らと言えば、ハアハア、息を切らせながら登るばかりである。近くには船窪つつじ公園があり、樹齢300年以上に達するオンツツジを中心とした1,200株のつつじの大群落があり、5月中旬には多くの方が県内外から見に来る。


 上の写真は、阿波ナビから借用。



張子面の紹介が終わったので、今回からは絵馬。写真は、大阪・お初天神 2012年1月30日購入。


俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
○歌は歌ひたし 急き立てられて 歌も出ませぬ 汗が出る
○歌は歌ひたし 歌の数は知らず 歌の師匠さんと 寝て見たい
○歌の節々 所で変わる 知らで咎(とが)めて 恥搔(か)くな