肝硬変・肝ガンへの医療費助成を求めて国会行動 と 「中国木刻版画展」

 昨日(5月20日)は肝硬変・肝ガンへの医療費助成を求めて国会行動があり参加した。この日は、今までに各地で集めた署名を紹介議員(200名を超えている)になることを承諾してくれた議員に渡すための行動であった。集まった署名は約43万筆。
 請願項目は、以下の2点
①ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設してください。
身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にしてください。
 11時から始まった衆議院第一議員会館での集会に、飛行機の都合で遅れていった私、参加者は大きな会場がいっぱいになるくらいあふれていた。350名あまりといわれた。各政党から挨拶があり、制度創設に党派を超えて協力するという力強い話をいただいた。参加議員に請願署名を託した。
 集会場では長女の連れ合いの顔もあった。茨城から原告を支える一人として参加してきた。地域によってはなかなか原告が仕事や病気の都合で、こういう活動に参加できないところもある。
 午後からは各班に分かれて、議員要請を行った。すでに午前中に面会の約束をしている班もあった。私たち徳島班は和歌山班と一緒に中西祐介議員(参議院)の秘書、福山守議員(衆議院)の秘書、三木亨議員(本人)と面会して、署名を届けた。一緒に記念撮影もしたが、B型肝炎のブログにアップするという。
 三木議員の父親は、元徳島県知事の三木申三さんで山川町で医師をしていた。集団予防接種の話になると、父親は川田中学の校医をしていたようで、予防接種の時には注射器を変えていたと話した。集団予防接種が強制でなくなったのは1988年からで、それ以前にも自治体によっては注射器の筒や針の使い回しをやめて、ディスポ製品にしていたところは多い。
 一日にも早くこの請願が採択され、医療費助成制度ができることを願っている。


 

 前回東京に行ったとき、開会まで少し時間があったので、会場近くの東京駅八重洲地下北口にある古書店(R.S.BOOKS 金井書店)に立ち寄ったとき見つけたのが、「中国木刻版画展」でこれは1975年7月〜9月に神奈川県立近代美術館で開催されたものの図録である。魯迅像はその表紙。5月8日のブログに内山嘉吉のことを少し書いたが、その嘉吉が集めたものである。偶然、古書店で見つけうれしかった。今でも神奈川県立近代美術館には収蔵されているのであろうか。行って見たいものである。



我が家ののごみ人形


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○よしやお前が通さぬ気でも 開けゆく世に関はない
○よしや隅田にうかれて居よが もとはかもめの都どり
○よしや糸目が切れよとままよ わたしやじゆふの奴凧