阿波踊りと「文学と映画からみる戦争(1)」

 4日から駒ヶ根の次女が孫二人(5歳・8ヶ月)を連れてきているので、静かであった我が家は混乱している。掃除と孫の相手が大変。連れ合いは8月2日〜3日に横浜で開かれた日本母親大会に引き続き、食事づくりを中心として、映画、アスタムランド行き(2回)、花火(2回)と大変である。その間、台風11号の来襲もあり、外に出られない孫のストレス解消のために遊んだりした。我が家はそれほどの被害もなかったが、夜中は風の音や洗濯物干し場の屋根のポリカがめくれてうるさく鳴るので寝苦しかった。また、倒れた木や枯葉の掃除、ポリカの修理など手間がかかった。
 最大のイベントは、一昨日の次女の誕生会。近くに住む義弟夫婦とその子どもの甥夫婦(2歳の子ども一人)・姪も含めて、総勢11人の賑やかな誕生会になった。美味しい料理とお酒、ケーキで皆大満足であった。次女の長男は、大好きなお母さんに絵をプレゼント。我が家では久しく誕生会はしていないので、準備も大変。21日に帰るまで、イベントがいろいろ用意されている。

 9日(土)は松山市で、B型肝炎訴訟原告団弁護団の四国交流会が開かれる予定であったが、台風のため中止になった。12日は美馬市に肝炎の意見書の採択を求める文書を、孫を車に乗せて持参した。
 

 今読んでいるのが、「文学と映画からみる戦争(1)」。自費出版の本である。B5版・340pで約30万字もある本を読むのは大変。著者の戦争に関わって読んだ本や観た映画について書かれている。寝る前に布団に入って読んでいるので、なかなか進まない。
 「ビルマの竪琴」(竹山道雄)、「ラバウル戦記」(水木しげる)、「黒い雨」(井伏鱒二)、「一枚のハガキ」(新藤兼人)、「遥拝隊長」(井伏鱒二)、「半生の記」(松本清張、「二十四の瞳」(坪井栄)、「荻窪風土記」(井伏鱒二)、「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド)、「火垂るの墓」(野坂昭如)、「母べえ」(山田洋次)、「ひめゆりの塔」(今井正)、「人間の条件」(五味川純平)、「いのちの光」(宮川詩麻)、「君の名は」(菊田一夫)、「きけわだつみの声」、のところまで読んだが、まだ3分の1程度である。著者は私と同年代なので、取り上げられているものは身近に感じられ、内容も含め読み応えがある。

 今、3冊目の自費出版「孺子の牛3 ブログで中国」を編集中である。10月には出版したい。ブログに掲載するときに文章をきちんと校正したはずなのだが、それでも誤字・脱字が目に付く。直すのが大変である。



我が家の土人形  会津 中湯川土人形  1988年1月購入



どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○梅の蕾のほころび目から 出たか昨夜の粋な夢
○うっかり喋って抓った頬へ 思ひ出すよな爪の痕
○玉の輿一つ一つ毀して見れば こぼした涙の玉となる