孺子の牛其の三「ブログで中国」と今年最後の月下美人

 今朝は9時前から庭の片づけをした。切り倒した木や枯葉などを焼くのに、午前中一杯かかってしまった。
 8月から編集にかかってきた孺子の牛・其の三「ブログで中国」が、昨日ようやく出来上がった。星印刷さんには本当に感謝である。A5版、280ページ(内カラー8ページ)である。ご希望の方には差し上げるので、ご連絡ください(勿論、無料・送料は当方負担。)

 以下は、「ブログで中国」の書き出しである。
  はじめに ブログで中国
 2008年5月末の退職を期に、ブログ「孺子の牛(じゅしのうし)」を始めた。既に6年を過ぎたが、主に書いてきたのはB型肝炎訴訟と中国、守大助、きょうされん、読後感、世相等についてであった。
 おかげで読者のアクセスも今年9月に40万件を超えた。ありがたいことである。このままにしておくのはもったいないので、「孺子の牛」・「ブログでB型肝炎訴訟」(既刊)を出版した。
 この度は、中国に関するものが多く書きたまったので、「ブログで中国」と題して出版することにした。
 民主党政権が自壊してから、自公政権が成立し、国民生活はますます苦しくなってきた。これまでの保守政権の悪政を棚上げにして、社会が変わると宣伝している自公政権に騙されてはいけない。新たな負担が、国民に覆いかぶさって来るだけと私は考える。
 安倍政権はあべのミックスを宣伝し、その効果を多いに喧伝し、大手マスコミもその持ちあげに血道を挙げている。しかし、その成果は大企業と富裕層にしかもたらされない。誠に嘆かわしい状況である。
 B型肝炎訴訟を考えて見ると、自民党が長期政権の中で集団予防接種時の注射器の使い回しを黙認して、被害が45万人にもおよぶ大きなものになったとしか考えられない。
 本書の書き出しは「無根のナショナリズムを超えて―竹内好を再考する」。中国と初めて関わったのは、最初の「孺子の牛」に書いた(5.正法眼蔵随門記)高校時代の漢文教師の飯田利行という禅宗の僧侶であった。その後高校の図書室で借りた魯迅の「阿Q正伝」、大学で松浦友久先生に学んだ「論語」であった。
 就職してからは40年近く中国とは縁がほとんどなかったが、8年前から再開した中国語の学習が、今回の「ブログで中国」につながった。これからもどこまでいけるかは解らないが、中国語の学習を通じて中国を理解していきたい。


 今年、最後の月下美人が昨夜咲いた。寒くなってきて花に勢いが無く、花も小ぶりである。同じ晩に姫月下美人と宵待孔雀も咲いた。


 月下美人と姫月下美人


 月下美人


 月下美人


 宵待孔雀
 今年も、たくさん楽しませてもらった。もうしばらくしたら、冬越しのために温室を囲わなければならない。



 我が家の郷土玩具  山形・相良土人形  鼠  1985年1月購入


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○だあれも拾わぬ一円玉へ ひっそり埋もれてゆく命
○旅の一夜のウン万円が 惜しくなかった頃の齢
○白い眉毛が一本長く 本気にされない艶話

B型肝炎訴訟をお考えの方は、全国B型肝炎訴訟弁護団へご相談を!http://bkan.jp/