きょうされん徳島支部会員訪問と「原発文化人50人斬り」佐高信、皇帝ひまわり咲く


咲きはじめた皇帝ひまわり


ますます色づいてきたムベ

 10月30日(木)はきょうされん徳島支部の会員訪問があり、参加した。他には横田支部長、石川副支部長、あおぎワークホームの松田さんが参加した。訪問先は「アトリひまわり作業所」。吉野川市のJR西麻植駅のすぐ近くにある。
 アトリエひまわり作業所はNPO法人で「ゆめバンクとくしま」(『とくしま県民活動プラザ』は、国や県や市町村などの行政と、《新しい公共》を担うNPO等との中間支援センターとして、NPO等の社会貢献活動団体の取組みを総合的・一体的に支援していいる。)の紹介によると、「活動目的は、この法人は,在宅の精神障害者に対して,活動の場を提供し,軽作業を通して職業能力を高めるとともに,地域のボランティアグループや各種講座実習生等を受け入れ,交流をすることにより,協調性やコミュニケーション能力の向上を図り,精神障害者の社会復帰に寄与することを目的とする。」。また活動概要は、「利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、就労の機会を提供します。生産活動、その他の活動の機会の提供を通じて、知識及び能力の向上のために必要な訓練、その他の便宜を適切かつ効果的に行うことにより、障害者の福祉の増進を図ります。」と紹介されていた。
 現在、就労継続支援B型を取得している。利用者は20名、職員は9名(正職員4名、パート5名)。主な活動内容は、宅配弁当・各種受託作業(電線の分離作業・造花組立て・など)・公園管理・施設外就労であると、責任者の佐藤さんから説明があった。この法人の事業内容などは「ゆめバンクとくしま」のホームページなどから見られる。施設が2ヶ所に別れており、どこでも同じだがその意思疎通に苦労しているようだ。昨年度の工賃は月一人平均13,878円で、徳島県の平均19,299円を大きく下回っている。工賃を引き上げる工夫が大事なのではないかと、横田支部長は語っていたが、宅配弁当の検討など課題はたくさんあるようだ。また、きょうされんの販売事業の活用で利用者の工賃を引き上げること、各種団体からの補助金獲得なども必要ではないかと横田さんは指摘した。
 最近、施設の土地と建物を自前で購入し、これで安心して運営できるようになったといっていた。利用者も職員にとっても大事なことだと感じた。今のところ賛助会員の数も少なく、また会費も低い。もっとサポーター(口も手も)を増やすことが法人に対しての関心を高めることにつながるようだ。理事会の開催についても工夫が必要なようだ。
 玄関脇に、きれいな花が活けられていた。ボランティアの心遣いと言っていた。

 


原発文化人50人斬り (光文社知恵の森文庫)

原発文化人50人斬り (光文社知恵の森文庫)

 佐高信の本を読むのは久しぶりである。それは「魯迅烈読」(岩波現代文庫・2007年刊)であった。彼の著書には魯迅の影響が大きい。魯迅烈読の中に、以下のような文章があった。「私は、批判や批評という行為を、日常生活のなかで特別に気負ってやっているつもりはない。その姿勢こそが、私が魯迅に学んだものである。魯迅は、飯を食うように批判の文章を書いている。」この姿勢が、「原発文化人50人斬り」にも現われている。魯迅もそうだが、きちんとした根拠に基づいて批判されているので、批判された人物は反論のしようがないのである。本書の帯には、「原発安全神話を作り上げたこの50人の罪はあまりにも重い!」と書かれている。今、政府と電力企業は、国民の安全を無視して、原発再稼動に血道をあげている。一部の野党もそれに協力している。毎週、首相官邸前で金曜日行動が行なわれて、原発再稼動反対・原発廃棄の集会がされている。全国各地でも行なわれ、徳島でも100回を越えて集会が続いている。



我が家の郷土玩具  山形・米沢市・相良土人形  大根大黒 相良隆作  1985年1月3日購入


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○鶴の卵というマシマロを 噛めば乳房に似た甘さ
○女心のもろさに匂う 白く咲く夜の桐の花
○映った鏡に苦労が増して 痩せた自分が怖い朝

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