地域共同作業所「虹」訪問、年賀状印刷、立派な家紋

 昨日(11月25日)は海部郡海陽町にある地域共同作業所「虹」を、きょうされん徳島支部の横田支部長、阿南市羽ノ浦町のたんぽぽ作業所の芝原理事長、施設長の矢和田さんらと訪問した。県南にあるのでとにかく我が家からは遠い。100キロ余りある。8時半に我が家を出て、きのこハウスで横田さんと合流。9時に出発。途中阿南の道の駅でコーヒー休憩。虹に着いたのが11時40分であった。県立海部高校のすぐそばにある。
 早速、利用者の方も含めて一緒に食事をとりがら話。施設の詳細を責任者の乃一さんから聞いた。子供が障害を持っていたので、学校を卒業した後の受け皿として何とかしたいとの想いで、知人・行政の援助・理解も受けて2000年に立ち上げた。
 普通の民家(とは言ってもかなり大きく古い。築80年は過ぎているのだろう。柱も太くがっしりした家である。)を改装して使っている。利用者は12人が登録していて、常時5〜6人が来ている。食事が済んでも利用者の皆さんは側で作業(編み物など)をしている。和気藹々とした雰囲気の作業所である。
 作業所の周りは広い畑。ここで季節に合わせていろんな作物を作っている。現在あるのは、芋・大根・白菜・キャベツ・玉ねぎ・ほうれん草など。そら豆・南京豆・竹の子なども作っている。大変な種類である。
 6次産業化がきょうされんでも推奨されているが、ここでは焼き芋・干し芋、切り干し大根、竹の子の水煮などが作られ、道の駅などで販売されている。
 ここの特色は、地域の人にも支えられた「虹まつり」。今年は第7回で12月7日(日)に開かれる。作業所の横にある300坪あまりの駐車場に、テントを9つ張って食べ物や手作りのものを販売する。列挙してみる。焼き芋・焼きそば・うどん・揚げだこ・ポテト・干し芋・綿菓子・ポップコーン・リース・やじろべえ・などなど。子供が喜びそうなものが一杯である。
 広場には大きな舞台も作り、婦人会の民謡・踊り、利用者の楽器演奏、カラオケなども披露される。抽選で景品もある(10人分。作業所で取れた作物)が餅投げ(4斗)もすると言う。本当に楽しそうだ。
 運営費は社協からの援助などでまかなわれる。毎回300人ぐらいが参加し、ボランティア人も70人ぐらい来るという。
 宣伝・広報もしっかりしている。小学校・銀行などでチラシ宣伝、町の公報への掲載、徳島新聞の販売所のニュースに掲載(終わった後はその様子も掲載されるという)。
 話が終わった後、作業所の様子、畑を見せてもらった。大釜や芋を干す四角い籠などは全て古くなったものを貰ってきたそうだ。運営も大変なのでこういうことになっているのだろうが、しかし地域の人の協力があるからこそ整えられるものであると感じた。


 歴史を感じさせる看板

 玄関の上には家紋の彫刻
ネットで調べてみた。二引両紋というのらしい。
 足利尊氏が用いたとあった。

 畑

 畑

 大釜

 冷蔵庫 



 昼過ぎ、急に守大助の会の川上事務局長から電話があった。29日に役員会があるのでそれまでに守大助さん宛ての年賀状を100枚(何種類かに分けて)作って印刷せよと言うのだ。無理無体な注文であるが仕方が無い。役員会で皆に配って、支援者に年賀状を出してもらうのだ。予定があったのだが、変更して慌てて作った。



我が家の郷土玩具  三春張子  狐


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○色恋抜きだという猪口(ちょこ)うけて おでんが美味しい雪催(もよ)い
○憎たらしいけど女が折れて おんなじお墓に入る仲
○糸でしばったとんぼが逃げた 空はかなしく雲もない


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