さよなら原発徳島実行委員会第4回総会と映画「シロウオ」と「未来を探す人びと 拡大する原子力発電公害の中で」

 昨日は、「さよなら原発徳島実行委員会第4回総会」が阿波観光ホテルであったので連れ合いと参加した。200人近くの参加者であった。総会の後、「シロウオ」の上映があった。今から30年以上も前 原発計画があったにもかかわらず、住民の反対運動によって原発計画を阻止した町(徳島県阿南市和歌山県日高町)を取り上げたドキュメンタリー映画「シロウオ〜原発立地を断念させた町〜」である。制作・脚本は徳島県小松島市出身の矢間さん。
 当時、原発設置反対で闘った人びとが出てくる。彼らの淡々とした語り口からは厳しい運動を勝ち抜いてきた姿は見えない。美しく豊かな自然を、いっときの金に変えることなく、子や孫に残そうといった姿が見えた。反原発運動の頼もしい味方小出裕章先生も登場する。昨年1月から各地で上映されているが、もっと全国に広げてもらいたいものである。

 会場で、「未来を探す人びと 拡大する原子力発電公害の中で」(佐藤政男・かもがわ出版 800円)の販売を行った。この本は、福島原子力第一発電所の爆発事故から1年7カ月後に、当時住んでいた徳島から福島に戻った著者が、そこで生活して見聞きしたことを綴る。「新薬学者技術者集団」機関誌『新しい薬学をめざして』連載を書籍化したものである。著者は最近まで徳島文理大学薬学部教授を務めていた。B型肝炎訴訟の支援も行ってくれた。連れ合いの佐藤典子さんは守大助さんを支援する徳島の会の前会長である。会場では30部普及した。この本、実は私たちが扱った本の売上金全額が会の収入になる。ありがたいことである。感謝!!

[rakuten:guruguru-ds:11540327:detail]

 今日は、朝9時から我が家の近くのマルナカ柿原店前で、恒例の阿波9条の会による宣伝行動があった。毎月9日に近い日曜日に、1時間ほど横断幕や垂れ幕をもって、憲法9条を守ろうという運動を続けてきている。車で通りかかった知り合いが挨拶をしてくれる。今日の参加は5人であった。

 午後からは、守大助さんを支援する徳島の会の役員会がある。これも役員会の前に1時間宣伝行動を行い、仙台高裁に対して再審を開始するように求める署名を行う。

 今日も忙しい一日である。


わが家の郷土玩具  京都・伏見土人形  鯛

台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の守大助さんをご支援ください!

B型肝炎訴訟をお考えの方は、全国B型肝炎訴訟弁護団へご相談を!http://bkan.jp/