駒ヶ根往復、3日間と「手ぬぐいクリエイター」

 年金生活者ののんびりしたわが家を襲っていた、小型だが非常に強力な台風2つが去っていった。とは言え、去り方が大変であった。私も、長野の駒ヶ根まで行くことになった。安全?のためである。わが家からはおおよそ550㎞ある。来る時は娘が1人で運転してきて夜7時に出発して午前1時過ぎについた。
 今回はお盆明けなので渋滞も考慮して、16日(日)5時40分にわが家を出発した。早速、淡路島で渋滞、その後も宝塚・京都・一宮で少しづつ渋滞した。結局、駒ヶ根に着いたのは午前1時過ぎであった。運転中に雨が降り視界が悪い。その上、私は緑内障ということで夜の運転はキツイ。下の孫(1歳7ヶ月)は、娘が運転するとぐずって泣く。最初は明るいうちの運転で京都までと考えていたのだが、これが大誤算であった。結局、半分以上を運転するはめになった。
 駒ヶ根に着いた時、下の孫に言ってやった。「泣きながらよく頑張ったね。」すると彼は「うん」と答えたのである。これには私も娘も大笑い。孫は、おかあさんが運転するのは大変と考えてわざとぐずったのか?もちろん、ぐずって母親に抱かれたいのではあるのだが。とにかく、彼の作戦に完敗の私であった。
 17日は駒ヶ根も雨。山小屋のような狭い家で過ごした。夕方、上の孫が水泳教室に行くので見学をした。楽しそうであった。その後、孫の希望で回転寿司のはま寿司で夕食をとった。本来はもう1泊して友人の家にでも立ち寄る予定であったが、高速バスの切符が手に入らなかったため、連絡もせず18日に帰ることにした。
 昨日(18日)は5時過ぎに起きて徳島に帰る準備。6時45分駒ヶ根発の高速バスに乗って大阪へ。12時過ぎに着いた。徳島の土成に行くバスまでに2時間余りあったので、昼食を取って梅田の丸善ジュンク堂に立ち寄った。そこで購入したのが、一応てぬぐいコレクターの末席を穢しているので「手ぬぐいクリエイター」(三元社・てぬクリ委員会編)と漫画研究家の清水勲の「風刺画で読み解く近代史」(三笠文庫)であった。「手ぬぐいクリエイター」には、「“新たな手ぬぐいづくり文化”の創造の拠点として2014年にオープン。」として「東京和晒創造館」が紹介されていた。葛飾区立石にあるようだが、一度は訪ねてみたい。

てぬぐいを知る、作る、使う 手ぬぐいクリエーター

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 午後2時50分の高速バスに乗り、土成に着いたのが5時30分であった。これで、やれやれと思ったのだが、それも大間違いであった。夜には徳島健生協の健康班会があったのだ。今回のテーマはボケのチェックであった。15点満点で14点あったので、ボケてはいないらしい。それでも物忘れは良くする。結局わが家に帰ってきたのが8時半過ぎで、それから食事・入浴・睡眠となった。今朝起きたのが7時半。肩は凝っているし歯は浮いているし、とにかく疲労困憊の3日間であった。

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鶴彬の現代仮名遣い版全川柳(木村哲也編 邑書林 2007年12月)
◯籠の鳥歌って女工帰るなり
◯胡桃の瞳 何も彼も諦める
◯吹けば飛ぶ物丈(だけ)風は吹き飛し