大西そう応援団駅前大集会参加と「安全な翼を求めて」山口宏弥

 7月3日(日)は午後1時から徳島駅前元町で大西そう応援団駅前大集会があったので、阿波市後援会の一員として大型バス一ぱいで参加した。バスに乗った皆さん、とにかく元気で車中でも大西そう当選のため色々と話していました。12時45分に着くともうたくさんの人が待っていました。1時前に大西候補が登場して、参加した皆さんと固い握手を交わしていました。私の連れ合いも写真の通り固く握手。


 集会が始まると各党から激励と連帯のあいさつがあった。民進党・吉川沙織参議院議員日本共産党市田忠義党副委員長、新社会党栗原君子参議院議員社民党・前川英貴県連会長、市民連合山口二郎代表世話人、SEALDs・寺田ともかさんたちから自公政権・安倍政権の憲法破壊・国民生活破壊の実体が次々と話され、野党市民連合の重要さ大切さも話された。どの弁士も野党市民連合を成功させて、安倍政権を打ち倒そうと言う気概にみちた話だった。
 大西そうさんは、激しい選挙戦で真っ黒に日焼けした顔で、宣伝カーの周囲に集まった3,000人を前に「私を国会に送って下さい。戦争法廃止に全力を注ぎます」と必死の訴え。
 最後に民進党の仁木さん(元衆議院議員)の音頭でガンバロー三唱、大西そうを当選させるために頑張る決意を新たにした参加者たちでした。急に暑くなり30度をこす猛暑の中で大きく県民に訴えた大集会であった。


 

安全な翼を求めて

安全な翼を求めて

 本書は、徳島県母親大会(6/5)にJAL争議団から支援の訴えに来ていた時に販売していたので購入した。著者は元日航機長でJAL不当解雇撤回裁判パイロット原告団長である。彼がJALに入社したのが1972年、労働組合に加入し執行委員長などを歴任していく中で見聞した驚くべき事実が書かれている。安全性より経済性、労働組合差別による人事管理での人間関係の破壊、米国経済を救援するための無駄な航空機の高額購入、政府の日航支配、米軍は治外法権、米軍機優先の飛行、民間機の軍事利用などなど、日本の空の安全性が脅かされている。
 今の政治と全く同じで、政府も新聞やテレビも国民の方に顔を向けていないことがよく理解された。JALは事故が多いが、30年前の御巣鷹山事故につぐ大きな事故が、いつまた起きても不思議でない実態があることが理解された。
 御巣鷹山事故は、乗員乗客524名のうち死亡者数は520名、生存者(負傷者)は4名であった。死者数は日本国内で発生した航空機事故では最多であり、墜落事故および単独機の航空事故でも世界最多である。
 著者はこう書いている。
 「安倍政権が集団的自衛権の行使容認で、他国の防衛のために自衛隊が米軍とともに戦争する事態になれば、自衛隊員だけでなく、殺し殺される関係は間違いなく戦場以外に拡がる。そうなれば”日の丸”をつけて海外を飛ぶ日航機や全日空機がテロの標的にされる危険性は極度に高まる。『集団的自衛権の行使は、国民の生命と財産を守るため』などというのは国民を欺く言葉だ。世界最大の航空会社であったパンナムアメリカの侵略戦争の犠牲となった歴史を見れば明らかである。」
 B型肝炎訴訟関係の会議で時々飛行機に乗る私にとっても、国・JALの政策の危険性は恐ろしい。

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 湯浅竹山人編「粹の懐」昭和2年(1927年)12月発行
◯偽いふたがまこととなつて、まこといふたが仇となる。
◯あふて気のぼせするかほ色を、火鉢に酔ふたと紛れかす。
◯笑がほ見せたる山さへ今朝は、春に別れて気がふさぐ。
◯口の誠は筆にていわせ、腹のまことはせなでする。