上海大学短期語学留学⑨とＢ型肝炎訴訟大阪期日

　昨日（3月10日）は、Ｂ型肝炎訴訟の裁判期日であったので大阪まで行ってきた。いつもは9時27分の高速バスに乗るのだが、今回は裁判傍聴の前に患者講義のリハーサルを11時からすることになったので、6時57分のバスに乗った。朝早く起きたので眠くて仕方ない。
　大阪弁護士会館の一室で3人の弁護士から原稿のチェックを受けた。医学部はじめ医療系の学生に話しをするので、一般の人に話すことと違った工夫がいる。何点か（大きな）指摘も受けて、原稿を直して3月31日に再度リハーサルを行うことになった。
　裁判には100人近くの傍聴者が来ていた。今回の意見陳述は、74歳男性・慢性肝炎から肝がんを発症、と65歳男性・慢性肝炎の方たちだった。それぞれ家族を抱え、治療費負担も大きく大変であった。65歳の原告は、「国は、無症候性キャリアに対する医療対策を怠っていないでしょうか。また、ウイルス検査の一層の推進、肝炎発症の阻止、Ｂ型肝炎ウイルスの消滅完治の医療研究の推進、医療費助成の拡大について、努力していただきたいです。」と訴えた。
　裁判の後には報告集会が行われた。この間の大阪原告団・全国原告団の活動が映像・口頭で報告された。また、遺族原告の手記集「なの花」が作られたことの報告があり、私も3冊頂いた。Ｂ型肝炎で大切な人を亡くされた、15名の方の切実な思いが記されている。
　今朝の徳島新聞に小さいが記事が載っていた。徳島の和解は3名で、合計81名。次回期日は5月19日。

　上海大学短期語学留学⑨　2月21日（火）　
　朝、食事をしに、Ｈ旗女史・Ｏ山女史と食堂に向かって歩いている時、Ｏ山女史が陽光学院の犂先生が、有川から今使っている「漢語口語速成　基礎編」を貰ったと言っていることを聞いた。そう言えば、昨晩予習をしていて時間が少し余ったので、第1課から読んでみたのだが、何やら見たことがあるような気がしたのだ。今回は13課から始めたので気が付かなかったわけだ。とにかく、覚えるのには大変苦労するが、忘れるのはあっという間である。4年前もこのテキストを使っていたが、そこでおしまいにして徳島では勉強しなかったことが判明したのだ。もったいない。
　新たに若い女性が4人教室に参加してきた。創価大学で2年間中国語を勉強していると言う。創価大学から全部で10人来ており、他の6名はＡ班。今週金曜日まで上海大学で学び、杭州旅行をして、北京語言大学で2週間学ぶという。単位取得に関係あるらしい。
　この日の私の新出単語は「光棍节」。光棍は独身男性のこと。毎年11月11日を記念日としているが、もちろん国の記念日ではない。1111という数字の並びが独身男性の孤独な様子を連想させるため、最近若者の間で流行っているようだ。「外国人漢語新詞語学習詞典」から紹介した。
　この日の学習は15課。不怎么、虽说 、反正、 就是、也〜 而、などの用法を習った。これらの語を用いて、文章を完成させるのだが、ほとんどまともにできていなかった。
　宿題は、1．新出単語　2．造句　①　挺好　②　虽说　③　不管　3．テキストの予習
　食事（学生）カードのお金が少なくなった。私とＨ旗女史が50元チャージしたのだが、どういうわけかＨ旗女史は100元のチャージになっていた。不思議である。
　午後は宿題をしながら休憩した。
　夜には、今回の短期留学の皆さん全員で大潤発の上にあるレストラン（名前を忘れた）に行って、夕食を取った。美味しい食事、ビールを飲みながら自己紹介をした。
　中国で仕事をしていた人、大連で7ヶ月、5ヶ月留学した人、中国には30回近く来ている人、62歳で退職してそれから中国に何度も来ていて、行けていない省は4つぐらいしかない人、私のブログに上海大学留学のことが書かれていてそれを見て参加した人、新ＨＳＫ4級に合格した人、中国語検定2級に十数年前に合格した人など、多士済々であった。皆さん、とにかく中国での経歴がすごい。脱帽である。この日の食事、9人でかかった費用は480元であった。
　食事を終わって大潤発に寄って、ビール・白酒・おつまみをなど買って帰った。103元の支払いであった。
　25日（土）には蘇州に徳島組3人で旅行に行く。汽車のチケットをＷ林さんが買ってきてくれた。1等車で1人往復128元。
　この日の歩数は8,342歩。

　地下鉄カードと学生カード（裏に顔写真）

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「川柳でんでん太鼓」（田辺聖子　講談社文庫）
◯訳あって女が先に発ってゆく
◯見送らぬからと男の広い肩
◯はなれ住むただ長生きをして欲しい
◯親類の子も大学を落ちてくれ
◯妻がいて子がいて金が無いばかり