きょうされん徳島支部、「新中国宣伝画典蔵」
昨日(4月11日)はきょうされん徳島支部の運営委員会が徳島市の「徳島スローワークあゆみ園」で行われたので参加した。あゆみ園は先月に新しく施設を建築した。真新しい建物は明るく馴染めるものであった。建築費や設計費で1億円近くかかったと説明された。障害を持つ利用者の皆さんが楽しく過ごせる施設であってほしいと思った。
運営委員会では、5月13日(土)に開かれる支部総会の運営などについて話し合った。総会後に開かれる記念講演の内容や分散会についても協議した。
参加した阿波市の笠井さんが、徳島新聞の「読者の手紙」欄(2月12日)に投稿した切り抜きを持参してくれた。「生きる権利は平等が根底になっています。このことを一般の住民が知ることにより、障がい者に対する差別意識が変わり、地域での障がい者の生活も向上していくのではないでしょうか。」と書かれていたが、納得させられる内容であった。
安倍政治が続くと、笠井さんのこんな些細な願いも、叶わない時代になってしまうようで怖い。
今日は、きょうされん徳島支部長の横田さんと、東みよし町にある加盟作業所の「ひまわり作業所」を訪問した。以前来たときよりも利用者が増えていて、しいたけ栽培もしていた。しいたけ栽培は横田さんはプロ。いろいろとアドバイスしていた。徳島への帰りに「あおぎワークホーム」に立ち寄った。ここも、以前より利用者が増えて建物も増築していた。近くに新たに施設を作る予定で、準備が進んでいた。利用者の皆さん、元気に私たちに声をかけてくれた。いろんな苦労をしながら責任者の皆さん頑張っているなというのが、感想であった。
「新中国宣伝画典蔵」(150元 221ページ 上海楊明培宣伝画収蔵芸術館 2013年)は上海で購入したもの。3月8日のブログで少し紹介した。編者の楊明培がポスターを収集し始めてから20年余り経過して、私費で芸術館を作って多くの人に見てもらっている。来館者は外国人がとても多い。
ポスターは新中国ができて1949年から97年のものが収録されている。もちろん、そこに登場する中心は毛沢東である。ポスターを見ると、それぞれの年代の中国政府の中心政策がよく理解される。失敗した人民公社・大躍進・文化大革命など、その時代にどのように描かれていたか、興味深い。「
暇に任せて数えてみた。383枚のポスターの中には87枚に毛沢東が登場していた。「毛沢東選集」や「毛沢東語録」が描かれているものを含めると120枚ぐらいにはなるのだろう。
中国の有名な政治家などに混じってマルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、ホーチミン、チェ・ゲバラなども登場している。中国らしくて面白いのは、同じポスターなのに出て来る人物が変わっていることである。失脚するとポスターからも消されているところが中国らしい。
本の最初のポスターは「毛沢東」、最後のページは訒小平と江沢民であった。
1952年 新中国建設 若い毛沢東
1958年 人民公社の収穫 活気にあふれている
1959年 人民公社万歳
1967年 毛主席と永遠に革命を行おう 文化革命の時に幅をきかした4人組と林彪副主席(毛沢東の右)。右端の女性は江青(毛沢東の妻)。皆、失脚した。
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◯十日戎
十日ゑびすの売物は はぜぶくろにとりばち ぜにがます 小ばんにかねばこ たてゑぼし ゆでばす さいづち たばねのし ささをかたげてちどりあし