「肝がんで死なないために」市民公開講座

 「平成29年度肝がん撲滅運動 市民公開講座」の案内チラシが、徳島肝炎の会・近藤事務局長から届いた。

 チラシの通り、7月29日(土)シビックセンターで1時から行われる。一般講演では、徳島肝炎の会からも私が「肝炎患者会の活動とB型肝炎訴訟」と題して、10分あまり話をする。特別講演は、「B型C型肝炎と肝癌の内科的治療の進歩」と題して泉並木先生(武蔵野赤十字病院・院長)が話をする。多くの方に来ていただき、肝炎・肝がん治療の最前線を知ってもらいたいとおもう。
 先月8日、ちょっと早いがお中元の鳴門わかめを知り合いの方たちに送った。連れ合いが長野の娘が出産したので手伝いに行くため例年より早くなったのであった。すぐに皆さんからお礼のメールや電話・はがきが届いた。いつもはすぐに電話が来るのに、なかなか来ない人がいた。彼は肝炎患者なので気がかりであった。先日ようやく、電話がかかってきた。肝炎の状態が悪く、7月に二度目の抗がん剤治療をするということであった。彼にとっては、前回行った抗がん剤の副作用がとてもきついということであった。肝がんのタイプによっては抗がん剤が効きにくいものもあるという。体調が悪いと電話をする気力がないということで、遅くなったと聞いた。仕事も止めることにして、この日は事務所の整理をしに来たと言っていた。30年あまりの親しい知り合いなので、何とかなって欲しいと願うばかりである。

台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の守大助さんをご支援ください!
B型肝炎訴訟をお考えの方は、全国B型肝炎訴訟弁護団へご相談を!
「江戸端唄集」(岩波文庫
◯都々逸百人一首
  忍ぶこひぢも つい色にでゝ ものや思ふと 人がとふ
  本歌:忍ぶれど色に出にけり我が恋は物や思ふと人の問うまで(平兼盛
  人知れず 思ひ染しが もうとやかうと うき名がたつては なほやめぬ
  本歌:恋すてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか(壬生忠見