どないなってん!!!整形外科・歯科受診、「魯迅−その文学と闘い」、魯迅全集全20巻

 3日、布団の片付けをしてから大変であった。夕方から急に右腰が痛くなり、歩くのにも往生した。何処かで腰を捻ったのかも?4日も朝起きたときから依然として腰が痛くて痛くて、歩きかねた。
 連れ合いに車を運転してもらって健生病院の整形外科を受診した。9時前についたのだが、予約でないので時間がかかる。レントゲン、MRI検査をして医者の前に座ったのが午後1時近くであった。検査の結果、椎間板症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症・すべり症、変形性腰椎症、変形性股関節症、脊椎側弯症、骨粗鬆症坐骨神経痛、などの病気ではないようで、腰痛症と診断された。湿布剤と痛み止めの薬を処方してもらった。昨日からは右の腰痛から左の腰痛になってきた。痛くて熟睡できない。
 その上に昨日、左上の入れ歯が欠けて落ちた。これも少し痛む。今朝、早速8時半に予約を入れて治療してもらった。15日には新しい入歯ができる。新年早々、こんな状況では先が思いやられる。
 年末から「魯迅−その文学と闘い」(第三文明社 檜山久雄)を読み始めた。2009年に購入しているから、長い積ん読であった。彼の著書はこの他に「魯迅」(三省堂新書 1970年購入)、「魯迅漱石」(第三文明社 1977年購入、未読)がある。


 著者は「どうやら私にとって魯迅は現代中国を代表する文学者である以上に、自分の内部に棲みついてしまったらしい。彼抜きには、私の存在自体が考えられなくなったといっていい。」著者ほどでは勿論そうではないが、私にとっても私の思考は魯迅に多く影響されている。
 布団に入り読んでいて、ふと思った。我が家に「魯迅全集」全20冊があるのだが、調べもののときしか開いていない。岩波書店発行の魯迅選集13巻は読了したのだが、1985年から86年にかけて出版されている全集は読み終えていない。基本的には30年もの積読である。菊判2段組みのこの全集、全巻500ページ余りある大冊である。人生も終わりに近くなっているので読んでみようかということになった。意志薄弱のこの私、どこまで読めるか?学研版のこの全集の原本は中国の人民文学出版社が1981年刊行の全16巻の日本語訳である。2005年に同じ人民文学出版社から改訂版が18巻で出版されている。全20巻の内、14・15・16巻は書簡、17・18・19巻は日記、20巻は索引などで、余裕があれば読むことにして、一昨日から第1巻を読み始めた。読み進めてきたのは第1巻「墳」の題記・人の歴史・科学史教篇・文化偏至論80pまでと解説。ブログにでも書いたら続くかなと思った。

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「光十字に」の中から「戦陣抄」瀬尾茂信
◯休み毎酒保の万頭たら腹食いて姑娘の笑顔心待ちせり
◯野営にて見上ぐる月に父母の顔重なりて古里偲ぶ
◯白き星野営の寒さに身を寄せて互いの無事を祈りつ眠る
◯衛兵に一人し立てば分哨の闇にうごめく影ありて誰何なせども声にはならず
◯日中の激しき戦い知らぬごと月白々と荒野を照らす