没想到(思いもよらなかった)「中国・張家界の絶景と歴史文化の旅」

 4月20日から25日まで、小笠原好彦先生と行く「中国・張家界の絶景と歴史文化の旅」に参加した。これは大阪にある国際交流サービスが主催したもの。参加者は24名。
 50歳代から80歳代まで、皆さんとても元気でした。
 この旅行、大変楽しかったが、ハプニングが4つあった。
 ①22日の日曜日、この日は雨だった。大変人気がある場所で、大変な人出で山間の道は長蛇の列だった。そこで我々の列から外れた人が出てきた。丁度中国のガイドが彼女に名刺を渡していたので、何とか連絡がつき20分後には皆と会うことが出来た。皆さん、やきもきやきもき。しかし、謝罪の言葉はなかった。
 ②同じ日の夕方、皆さんホテル近くの渓布老街を散策したところ、滑って右腕を骨折した人が出た。本人は骨折とは思っていなくて日本に帰ってから病院に行く予定だった。しかし同行者に医者がいて治療してくれた。薬局に行って、包帯・三角巾を買い、ダンボール(副え木がわり)をもらってきた。
 ③パスポートの紛失。マサージ屋まで行って探したがなかなか出てこない。結局は彼の部屋の椅子の間に落ちていた。ガイドさんは大変な目にあった。
 ④入歯の紛失。レストランで食事後に入歯を外したところ、忘れてしまったのだ。
 今までにこのように事件つづきの旅はなかったようだが、とにかく全員無事に帰国できて、ガイドさんはホッとしたことだろう。






 徳島から参加したのは私とGさん。関空について徳島駅行の高速バスを待っていたところ、大きなザックを背負った(15キロぐらいあるだろう)女性が、私たちの後ろに並んだ。山に行くのですかとGさんが聞くと、手を振って判らないという。そこで私が中国語で「あなたは中国人ですか」と聞くと台湾人という答えが帰ってきた。いろいろ話してみると、一人でお四国参りを歩いてするという。予定は45日間。ヒマラヤ・富士山・玉山(台湾で一番高く、富士山よりも高い)に登っているという64歳の山女であった。
 日本には度々来ているようで、四国は初めてとのことだった。徳島まで行って宿をさがすというので、Gさんが第一番札所の霊山寺近くの宿を探してあげた。そこで彼女も松茂で降りて、私が宿まで送る事になった。食事は付いていないのでコンビニに立ち寄った。ところが彼女は不要だという。そしてガスがいるとのことであった。カセットコンロのガスではなく登山用のもの。もうしょうがない。ついでにDEPOに連れて行って買うことにした。宿までのつもりが、大変な手間がかかったが、彼女は大変喜んでくれた。彼女の旅が無事に終わることを願っている。

今年の目標
①中国語検定2級合格 不合格だったので、次回11月25日をめざす。
魯迅全集全20巻読了 現在、第4巻135ページまで読了。
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 「山家鳥虫歌」(近世諸国民謡集 岩波文庫
◯いとし殿御の目許のしほを 入れて持ちたや鼻紙に
◯恋といふ字がありゃこそ来たれ 鳥羽の恋塚秋の山
◯さても良い子や黒木売の娘 恋の重荷かかつぎ連れ
◯山に咲く花嵐が毒よ わしは君様見るが毒
◯千代の松が枝三笠の森に 朝日春日の御影松