中国語検定

 漢検が大きな話題になったが、ひどい親子ではある。
 40年前に大学で中国語を2年間習ったが、その後は中国関係の本を読むことはあっても、中国語とはご無沙汰していた。それが、3年前から毎週月曜日に1時間の中国語教室に通っている。全くの初歩からの学習で、ほとんど忘れてしまっていたので、丁度良い。しかし、教室が始まる30分前にちょっとだけ、復習・予習するのだから、なかなか上達しない。
 教室に1年先に入っていた人(人数が少ないので私たちの年度の人と一緒に学習することになった)が中国語検定を受けたというので、検定に興味がわいてきた。3月末から検定準備を始めて、6月28日の検定日に備えた。受験したのは中検の3級。3級は、一般大学第2外国語の第2年度終了程度で200〜300時間学習者を対象としているようであった。
 使用した本は、「聞いて覚える中国語単語帳 キクタン」(出版はアルク)の入門編中検準4級、初級編中検4級、初中級編中検3級の3冊。単語総数は2,300語くらい。もっとも、全部覚えられたわけではない。「中国語検定対策3級4級」(白帝社)のヒアリング編・単語編・文法編
。「中検3級問題集」(光生館)の2008年度・2009年度であった。外にも色々な出版社から出されているが、語学関係の出版が多いので、内容が信用できるかなと思ったからである。
 試験は香川大学教育学部高松市)で行われた。内容はヒアリングと筆記で、それぞれが基準点(100点満点で65点)をクリヤしないと合格にならない。過去問題よりも、少し難しく感じた。中国語検定協会の模範解答とあわせてみると、点数が足りない。昨日協会のホームページに合格者の受験番号が公開されたので見てみると、番号があった。今回の合格基準点は60点に下げられていたから、やはり難しかったのだろう。どうやら、ぎりぎりで合格したようだ。そう言っても、これで中国語を満足に話したり書いたり読んだり出来るわけではない。
 目標は、中国語で小説などを読みたいので、少しでも早くそのレベルに到達したいものだ。