北京世界遺産4日間

 4月17日から20日まで、北京に連合いと行ってきた。総勢10名のツアーであった。普通のツアーなので、日本の中国侵略に関した展示館はコースにはない。とにかく、どこ行っても広いので歩くことが多い。参加者全員年金者であったが、我々が一番若かった。北京の空は塵埃だらけで、どの車も薄く黄砂をかぶっている。高級車もかたなしである。喉がいがらっぽくなった。
 回ったところは頤和園・明の十三陵・万里の長城・天檀・天安門広場・胡同・故宮などであった。京劇も観賞。ただし有名な演目のさわりだけであった。「覇王別姫」と孫悟空が出てくる(題名は忘れた)活劇。字幕には英語と中国語が出てくるので、演者のせりふは解る。
 万里の長城は丁度日曜日だったので、芋の子を洗うような人出であった。多い日には10万人も来るとか。
 観光客向けのレストラン・みやげもの屋ばかり連れて行かされるので、値段が高い。そこで、ホテル近くのスーパーで買い物をした。レストランでは10元(日本円では1元が15円)する水は、0.5元、30元するビールは5元ほど。お土産の一部もそこで購入。
 一晩自由行動をして、北京で一番大きい本屋(王府井書店 地上6階・地下1階)で本を買った。帰りに北京動物園近くのホテルまで乗ったタクシーは29元。
 新日漢辞典(遼寧人民出版社 95元)・当代漢語詞典(商務印書館 99.8元)・蟹工船(訳林出版社 小林多喜二の中国語訳 18元)・漫話日本(中信出版社 35元 韓国発行の漫画本の中国語訳)・迷語(江蘇少年児童出版社 子供向けのなぞなぞの本 19.8元 中国語の先生の子供にプレゼント)・日漢漢日詞典 (外語教学与研究出版社 68元 連れ合い用の辞書 日本の三省堂デイリーコンサイスの中国版)
 日本の中国書専門書店で購入すると、4〜5倍もの値段がする。ちなみに広辞苑の中国版は135元であった。
 旅行の詳細は、マサ子通信をごらんください。