本を買いに

 昨日は、古書店モウラから今月中半額セールの案内が届いていたので行ってきた。
 購入したのは、「中国人強制連行」杉原達、「俳人漱石坪内稔典、「昭和天皇終戦史」吉田裕(以上岩波新書)と「呉清源とその兄弟」桐山桂一(岩波書店 最近岩波現代文庫で再刊されている)の4冊。〆て1,275円であった。
 ついでに、久しぶりに紀伊国屋書店にも立ち寄った。購入したのは、「漢文と東アジア」金文京、「漢語日暦」興膳宏(以上岩波新書)と「増補魔都上海」劉建輝(ちくま学芸文庫)、「姑娘」水木しげる講談社文庫)の4冊。〆て3,448円。合計4,723円の買い物であった。
 興味が中国関係なので、こういうことになった。水木しげるの本で我が家にあるのは、「妖怪画談」「続妖怪画談」「幽霊画談」「妖精画談」(以上岩波新書)と「世界はゲゲゲ」(集英社)・「妖怪・土俗神」(PHP研究所)・「カランコロン漂泊記」(小学館
 岩波新書の本は、カラーで細密に描かれた妖怪たちが生き生きとしていて、楽しい本である。「呉清源とその兄弟」の呉清源は戦前日本に来て大活躍した天才棋士である。