B型肝炎訴訟で東京行動

 11月16日から19日まで、全国のB型肝炎訴訟原告団弁護団が集まって、厚生労働省前で行動を行ったので、私も18・19日に参加した。17日は雨も降り寒い中での行動で、肝硬変・肝がんになっている原告にとっては厳しいものであった。行動が終わって、それぞれが地元に帰って行ったが、体調を崩した方が何人かいると聞いた。
 18日にも数社マスコミが取材に来ていた。私は赤旗の取材を受けた。その記事は見づらいとは思うが下記のとおり。

 委員会への傍聴、各党への説明・陳情、厚生労働省前での座り込みと宣伝活動など、4日間で延べ400人ほどが参加した。民主党共産党が座り込みをしているところに激励のあいさつに来たが、どうも話の内容の歯切れが悪い。民主党内での意思統一が出来ていないようだ。被害者への謝罪、無症候のキャリアの救済、医療費補助など、原告団としてはどうしても実現してほしいことに対し、まだきちんとした方針が出ていないようだ。
 厚生労働省前では、参加した原告一人一人がその思いをマイクを握って訴えた。

 私も、徳島肝炎の会を作ったいきさつ、30歳代40歳代に多くの患者・会員が亡くなった様子、キャリアも不安をいだいて生活していることなどを訴えた。
 年内解決に向けて、11月24日には札幌で和解交渉があり、25・26日にも再度東京行動が予定されている。