徳島肝炎の会主催「肝臓病の食事」

 本日は、朝8時30分からスーパーマルナカ柿原店前の交差点で、毎月一回恒例のあわ9条の会の宣伝行動が行われた。とにかく梅雨が明けて炎天下の行動は大変。私は、10時から徳島肝炎の会主催の会があるので、途中で失礼した。
 今回は、「肝臓病の食事  鉄制限食療法」と題して、管理栄養士から●食事療法のポイント ●鉄制限食事療法について ●鉄分の少ない食品等の話を聞いた後、調理実習をした。鉄制限食療法はC型肝炎患者には有効で、肝臓の貯蔵鉄を減らす瀉血療法と併用しておこなわれているようだ。C型肝炎ウイルスに感染している患者は、消化管での鉄の吸収が高まるため、肝臓での貯蔵量が増える。そして、貯蔵量が過剰になると、活性酸素が多くなり炎症(肝炎)や遺伝子障害(発がん)がおきやすくなる。また、肝臓の貯蔵鉄の量を調べるには、血液中のフェリチンというたんぱく質の量を調べる。C型慢性肝炎でフェリチンが高い人は、貯蔵量を減らすことで肝機能(ALT)を良くしたり病気の進行を抑えることができる。そのための食事療法である。
 作った料理は、①中華風あんかけ豆腐 ②和え物 ③ささみの中華スープ であったが、なかなかヘルシーなメニューで、あっさりした味で食べやすかった。ご飯を含め527キロカロリーであった。


 上の写真は、宮内フサ(1985年102歳で死去)作品 猩猩

俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
  ●死なば諸共 かせがば共に 乞食するとも 二人連れ
  ●いへば恨みが わしやあるけれど いはぬ心を 察しやんせ
  ●二世(せ)の三世と 約束すれど この世ばかりで 添ひ足らで

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