謹賀新年

 皆さまにはよいお年を迎えられたことと思います。今年2月で結婚して満40年になる。あっという間であった。それでも、昨年は大変なことばかり。3月11日の東日本大震災の日、私たち二人は東京でB型肝炎訴訟のことで、大阪の原告たちと国会議員要請を終えて、それぞれの目的地(私は徳島へ、妻は水戸へ)に行こうとしていた。突然の大地震で、私は羽田空港、妻は東京駅地下通路で、互いの安否を気遣いながら、眠れない長い一夜を過ごした。
 大震災以外の昨年の大きな出来事は、私はB型肝炎訴訟の大阪原告の1人として、原告団と国との基本合意が成立したこと。首相官邸にも行って菅首相の謝罪にも立ち会った。妻は、日本母親大会が広島であったので、その準備と世話で一年がくれた。また、5月の加那の水戸市議3選(妻は12月から5月まで毎月水戸に行って応援)、7月の富士山登山、7月末の日本母親大会参加、10月の中国桂林・漓江下りの旅、長野・駒ケ根の奈津宅訪問、加那の新築住宅訪問などなど、忙しい1年であった。
 孫たち4人も元気に育っている。毅志も東京生活4年目。昨年読んだ本で心に残ったのは、早川書房から出ているロバート・ファン・ヒューリックの「ディー判事シリーズ」全16冊。我が家の日常については、ブログ「マサ子通信part2」「孺子の牛(じゅしのうし)」をご覧ください。

上の写真は、宮内フサ(1985年102歳で死去)の孫に当たる永井節子の作品 玉含み龍 大は25cm


俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
 ○程も義経 静の方に 私や九郎が 仕て見たい
 ○平家の一門 皆蟹となる 私や悋気(りんき)で 鬼となる
 ○お七火に死に お初は刃 明日は誰(た)が上 恋の果て



 上の写真は我が家の張子面 東京・いせそう