上海大学で短期語学研修 ①

 昨晩、上海大学での短期語学研修から戻ってきた。2週間(1/14〜28)の日程であったが充実した内容であった。とはいっても、中国語会話はほとんどしゃべれない私にとってはハードで、発音・ピンインをしょっちゅう直された。
 主催は、千葉県日中友好協会。なぜこの研修に参加したかというと、松戸市日中友好協会が北京で同様の研修をしていたのだが、兄から誘われたので、徳島でもぼちぼち習っていたので参加する気になった。
 1月14日の成田は雪で、1時間近く遅れて出発。受講生は17名で他に世話役2名、中国人の現地世話役1名であった。参加者の平均年齢は69歳で、私はかろうじて平均年齢以下であったが、高齢者集団の受講生である。
 世話役のWさんから地下鉄のカード(30元入り)と学食のカード(30元入り)をもらって、研修のスタート。
 15日から受講。まず初めに2つにクラス分け。私はCクラスでテキストは漢語口語速成・基礎編(北京語言大学出版社の英語版 日本でも入手できる)。講師の顧さんは30歳代後半の女性で、日本語は解さないので、全て中国語での学習。1コマ45分で3コマの授業。午前中3コマで、午後からと土日は自由行動。参加者は私を含め、その自由行動を楽しみにしている。
 上海大学は、ウィキペディアによると、「1958年に創設された。理科・工科・文科をカバーする総合大学で、2004年の在校生51,000人のうち、学部学生25,000人、大学院修士課程と博士課程5,000人、外国人留学生1,000人、成人教育学生20,000人。全日制学生数は上海一。教師、研究者が3,000人以上、うち中国科学院と中国工程院メンバーが10人、教授380人、助教授780人。面積167万平方メートル、図書館蔵書357万冊。早稲田大学大阪市立大学ニューヨーク市立大学ミュンヘン大学、パリ第二大学、モスクワ大学シドニー大学など数十の外国大学と提携している。」
 宿舎は大学構内にあるホテル楽乎楼。私は2人部屋であったが、同宿のHさんは81歳。会う前は心配したが、なかなか健康で自由闊達な人で安心した。元大手製薬メーカーに勤めていた此の人、とにかく他人を喜ばせてくれる。授業中も積極的に発言して、熱心な方であった。


 
   上は宿泊した楽乎楼

 以下、ぼちぼち報告します。


俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
 ○しんきしの竹 やれすのすだれ かけて思ふは 我れ一人
 ○飛鳥川とは 夢夢知らで かたり捨てたよ 恥かしや
 ○色に打さねど 我が身の戀は 袖の涙で 人ぞ知る