上海大学で短期語学研修 ②

 語学留学といっても短期間なので、260ページもあるテキスト全部をするわけではない。飛び飛びに、私たちの上海での生活と少しは関連したところを学ぶ。
 勉強したのは第1課 知りあう、第2課 何を食べる、第3課 学校で、第7課 旅行計画、第17課 余暇の好み、第25課 さようなら だけ。
 1月15日は、自己紹介と迷子になったらいけないので学校付近の説明、学校がある地下鉄駅の延長路への行き方。勿論、全部中国語で。上海大学は3つのキャンパスがあるので、延長路の上海大学とか住所の延長路149号と言わなければ、タクシーでどこに連れて行かれるか分からないと親切な説明が、顧先生からあった。
 まず手始めに、第1課の新出語(生詞)の発音から。先生が発音し、それにつづいて私たちも発音。その後、各人が発音するが訂正ばかり。なかなかきちんとした発音ができないので、先生にその都度訂正され全員四苦八苦。時間が来てやれやれと思ったら、宿題がでる。
 この日の午後は、近くのレストランで歓迎の食事会。食事会が終わったら近くの大きなスーパー(超市)大潤発にWさんが案内してくれた。これから日用必要なものを買うためである。ここは以前にも来たことがあった。
 夜は、何度も中国に来ているKさんの案内で5人で地下鉄1号線に乗って人民広場駅へ。上海でも一番の繁華街の南京路や外灘を散策。徳島でいるとネオンまばゆい所とは全く無縁なのでビックリ。春節が近いので、そろそろ準備が行われ飾り付けが始まっている。4年前にツアーで来た時も上海は建築ラッシュであったが、今でもそれは続いている。


 南京路の店


俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
潮来出島の 眞菰(まこも)の中に 菖蒲(あやめ)咲くとは 露知らず
○儘よ三度笠 よこちょに被り 旅は道連れ 世は情け
○淀の車は 水ゆえ廻る 私や悋気(りんき)で 気がまわる