上海大学で短期語学研修 ④

 4日目(1月17日)は、昨日の宿題である班の人の紹介を皆の前で発表。発表者の中には、宿題の意味を間違えたり、遅くまで自主交流(?)で酒を飲んだり囲碁をしたりで、宿題がきちんとできていない人もかなりいた。しかし、そこは人生経験の豊富な人ばかりなので、うまくやり過ごす。
 原文は中国語(間違いは先生がすぐに修正してくれる)だが、中国語の実力が伴わないので、実際に見たり感じたこととはかけ離れてしまい、日本文にするとかなり幼稚な文章になってしまう。以下は、その作文。
 私たちの班は、皆で9人いる。私以外の人達は、皆千葉県から来ている。私たちの班の最年長者はHさん。今年82歳になり、私と同室だが大変活発な人である。
 私の左に座っている人はKさん。昨晩、私はKさんの案内でK山さん・Y粼さん・兄とで一緒に南京路・外灘に行った。夜の外灘はネオンがきらめきとてもきれいであった。K山さんは私の兄と同室。(以下略)




 外灘の夜景


 その後、テキストの第2課「何を食べる」で中国の7つの味「酸・辣・麻・苦・甜・香・減」について説明があった。それぞれどんな味があるのか説明され、中国料理では何が好きかなどを聞かれたが、あまり中国料理は食べたことがないので、直ぐには答えられない。明日の宿題は、好きな料理とその味を説明しろとのこと。大変だ。、
 午後からは、全員一緒にバスで上海博物館見学。1時間半の予定であったのでゆっくり見られない。その後は自由に行動。私は前日の人達とKさんの案内で新世界探索。その近くには中国共産党が第一回大会を開いた場所(1921年7月23日から7月31日、上海市のフランス租界内の望志路106号―現在の興業路76号―にあった。)を見学。繁華街の直ぐそばであった。
 夕食は大学近くのテイクアウト風の店で食事。ビール2本、ジュース2本、菜が5品で4人合わせて96元の出費であった。味はいけたが、「老公血旺」というのはかなり辛くて、完食はできなかった。



俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
○糸を取るなら 斑(むら)なく細く 可愛い男の 夏羽織
○宇治は茶どころ 茶は縁ところ 娘遣りたや 聟欲しや
○箱根八里は 馬でも越すが 越すに越されぬ 大井川