上海大学で短期語学研修 ⑤

 昨日(2月4日)は、先日参加した厚労省の肝炎対策推進協議会の資料を持って、県庁の感染症・疾病対策室を訪問した。室長に資料を手渡し、9日に予定している健康増進関係(野菜摂取,がん健診受診 等)のイベント(フジグラン北島で1時から3時まで)について、お話を伺った。徳大の肝炎相談室の医師も参加して、相談に応じる事になっているので、都合がついたら見てこようと思っている。

 上海大学の5日目(1月18日・金)は、今回の短期留学の事務局を務めているW林さんが発行している「上海幼稚園 さくら組学級新聞」に、観光の注意点が書かれていた。翌日からの土日には、ほとんどの人が各地に1泊で観光旅行に行くための注意である。
 学級新聞にはこんなことが書かれていた。「駅の階段などで親切心を出し、知らない人の荷物を持ってあげようとしないこと。この事で私の留学時代の友人が強盗と思われ警察に数時間事情聴取されました。」などなど。
 前日の先生からの宿題で、私が書いた中国文を日本語にすると以下の通り。
 私が住んでいるのは徳島県阿波市徳島県は東京の東800㎞の所にある。阿波市は農家が多く、私の家の付近も農家が多い。農家の方達は私にたくさんの農産物をくれる。大根・白菜・ほうれん草・ジャガイモ・玉ねぎ・レタスなどなど。冬には妻はそれらを使って鍋料理をする。なべ料理は作るのも簡単で、その上身体も暖かくなり、健康に良い。そうなので私と妻は冬には鍋料理をよく食べる。私達が食べる鍋料理の種類は大変多い。味も多種多様で、甘いもの、酸っぱいもの、辛いものなどがある。鍋を食べながら呑む酒は楽しい。
 中国の語に、「東辛西酸 南甜北咸」というのがあるそうだ。

 
 教室の風景

 
 この日、顧先生が瓢箪と竹で作った胡蘆絲という笛で中国の民謡「康定情歌」を披露。W林さんによると、昔はもっとほっそりしていたという。


俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
○船頭可愛いや 穏戸(おんど)の瀬戸で 一丈五尺の 櫓(ろ)が撓(しわ)る
○揃(そろ)た揃たよ 踊子が揃た 稲の出穂より 能(よ)う揃た
ねんねんころころ 寝る子は可愛い 起きて泣く子は 面憎い