剣山クリーンハイク&剣山国定公園50周年記念行事に参加

 昨日(6月2日)は剣山クリーンハイク&剣山国定公園50周年記念行事に連れ合いとW石健生山の会会長と共に参加した。
 徳島は梅雨に入り、生憎の雨。毎年、徳島県勤労者山岳連盟が主催して行っている剣山クリーンハイクであるが、今年は剣山が国定公園に指定されて50年になるので、それを記念した行事とドッキングして行われたようだ。
 この行事、県のホームページを見て見ると再来年の3月末目での取り組みの様である。こう書かれていた。 
 『「剣山国定公園」が平成26年3月3日に指定50周年を迎えることを契機に、県西部と南部の関係団体が連携し、「ぐるっと剣山!交流促進事業」と銘打ち、一体となって事業を推進してまいります。』
 詳細は以下を参照。http://www.pref.tokushima.jp/docs/2013051000309/

 9時に雨の中見ノ越を出発、9時50分にリフトの終点である西島に到着した。雨のためかリフトでここまで来る人ばかりで、ゆっくり歩く我々を追い越す人は誰もいなかった。少し休憩して頂上を目指した。剣山ヒュッテに到着したのが10時半。たくさんの人が既に登って来ていた。剣山国定公園50周年記念行事参加のためだろう、親子連れが多かった。そこで熱いコーヒーとうどん、持参のパンで早い昼食を取った。飯泉徳島県知事の姿も見えた。貴重な徳島の自然を守るためにも、官民一体の取り組みが必要であると思う。



徳島勤労者山岳連盟が立てた「東日本大震災鎮魂・復興祈願」の碑の前で。



「刀掛けの松」のところでゴミ拾い。相当急な崖である。


 休憩を済まして、刀掛けの松まで下山。ここの崖下にある大量のごみを回収するためであった。剣山はここ数年シカの食害に会い、山が荒れ始めている。貴重なクマザサをシカが食べるため、ササの下に隠れていた缶・瓶などの廃棄物が見えるようになった。刀掛けの松には昔売店があり、そこの廃棄物と思われる。拾っても拾っても拾いきれない。残りは来年に持ち越しとなった。

 帰りは木綿麻温泉で、雨にぬれて疲れた身体を癒してきた。


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我が家の絵馬  京都・春日大社  2009年11月8日購入


俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
○ひさご屑屋に 蚊遣を焚きて 綾や錦と 夕納涼(すず)み
○渡り較べて 世の中見れば 阿波の鳴戸に 波も無し
○庄屋の内儀 紅(もみ)裏小袖 地下の百姓 血の涙