ブログでB型肝炎訴訟

 5年前に退職した時にブログ「孺子の牛」を開設すると同時に、「孺子の牛」を自費出版した。これは、友人のブログ「山菜迷人」に投稿したものをまとめたものであった。 
 ブログ開設以来、B型肝炎訴訟・中国・守大助さんのえん罪事件・本の読後感を多く書いてきた。徳島肝炎の会とのかかわりで私が大阪地裁に、全国B型肝炎訴訟大阪原告団の一員として提訴したのが2010年10月29日であった。
 B型肝炎訴訟についてだいぶ書きたまったので、そこで一度まとめて自費出版しようということにした。もとより私の経験は、2008年7月30日に始まった第2次提訴の幅広い活動の経過から見れば短く、その範囲も限定されてはいるが、原告の立場からまとめて世に問うことは無駄ではないだろう。被害者数40数万人と推量されている集団予防接種時の注射器の使い回しによるB型肝炎ウイルス感染者の提訴者がまだまだ少ない現状で、本を読んでいただいて私も提訴できるかもしれないという方が増えれば幸いである。
 本のタイトルは「ブログでB型肝炎訴訟 孺子の牛 其の二」を予定している。8月20日頃に入稿し、10月1日頃に出版という段取りで作業を進めているが、記述が重なっているところが多いがこれは無視。書いた日のブログの中には、B型肝炎訴訟だけでなく他についても触れていることも多いが、書いた当日の雰囲気を伝えるため、原則として割愛していない。ただし、宮内フサさんの郷土玩具や、お面、絵馬等の写真と、俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)は割愛した。とにかく、誤字・脱字・記述不十分などが多く校正が大変だが、これも私の力量と観念している。

 


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○きつとだきしめ顔うちながめ かうもかはゆいものかいな
○いろの恋とてさてやかましい 人のせぬ事するじゃなし
○一期(いちご)添おうと二世までかけて 調子合わする三下り



我が家の絵馬  京都・千本釈迦堂