B型肝炎訴訟で徳島県の県南地域訪問と「肝がんで死なないために」

 昨日(7月22日)は、7時45分に我が家を出発し、B型肝炎訴訟型大阪弁護団の真鍋弁護士と徳島の南に行ってきた。県南地域は、今年2月の医療講演会・相談会の際に阿南市徳島市から30㌔)迄は行っていたが、今回はそれよりさらに南で、高知県境の宍喰(ししくい 徳島市から100㌔)まで車で行った。
 訪問したのは、県南の海沿いの町で、美波保健所・美波町役場・牟岐町役場・県立海部病院・海陽町役場・宍喰診療所・由岐病院、それに徳島市内に戻って徳大肝疾患相談室に。
 我が家からの総走行距離は245㌔。一番遠い宍喰診療所から徳島に戻る途中で、突然大雨に出会い前が見えなくなった。30分ほど雨は続いただろうか、怖い運転であった。
 町の広報誌に相談会・医療講演会の記事を掲載してくれる、徳大肝疾患相談室のホームページに掲載してくれる、勿論、病院・役場の外来にも案内を貼りだす、チラシなどを置くなどしてくれる約束ができ、どこも好意的であった。B型肝炎訴訟のリーフ200部、手記集(この光景を覚えていますか?)100部を訪問先に置いてきた。

 徳大肝疾患相談室の岩橋先生は、7月28日(日)1時からあわぎんホールで行われる日本肝炎デーのイベント、市民公開講座「肝がんで死なないために」の取り組み状況について説明してくれた。
 肝炎専門医療機関などにポスターを配布し、徳島新聞には徳島市内に行事案内のチラシの折り込み、四国放送では金曜日の番組「5じかる」に相談室員の職員が出て宣伝する予定だ等、市民公開講座成功のための取り組みを話してくれた。
 是非とも多くの方が参加して、肝がん治療の最新情報を学んでほしい。

 面談した自治体や病院の方の話によると、この地域はそれほどB型肝炎患者は多くないようだが、それでも何人かはB型肝炎訴訟のことで相談に来られているようだ。
 このことにより、もっと多くの被害者がB型肝炎訴訟について知り、提訴できるようになる事を期待している。
 予定を終えて高速バスで大阪に戻った真鍋弁護士は、多分午後12時ごろに自宅に着いたのではないだろうか。ご苦労様でした。
 この日は夜6時半から中国語教室があり、遅れて参加。朦朧とした頭での学習であった。結局、我が家に辿り着いたのは8時過ぎであった。
 次回は7月31日、やはり県南だが小池共同代表の出身地那賀町など、山間部を訪問する。




我が家の絵馬  群馬・浅間山観音堂


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○いまのお客に誠があれば 立てし柱に花が咲く
○いやな座敷にいる夜の長さ なぜかこよいの短さよ
○花という字で咲かぬもくやし 咲けば実がなる恥かしや