行事いろいろと「帝都妖怪新聞」、映画「約束」

 6日(火)は「きのこ夏祭り」(特定非営利活動法人 きのこハウス)が11時からあったので参加した。今回が初めての開催で、炎天下でバーベキュー。汗を出しながらの食事は美味しかったです。多くのボランティアが参加して、スイカ割りや阿波踊りもでて楽しい半日でした。
 7日(水)は、東みよし町の「ひまわりの会」できょうされん徳島支部の運営委員会が開かれたので参加した。ひまわりの会は昨年7月にできて、昨年末に加入した作業所で、おがくずや木材を利用してペレット(おが粉やかんな屑など製材副産物を圧縮成型した小粒の固形燃料のこと。ペレットストーブ、ペレットボイラー、吸収式冷凍機の燃料として用いられる。)や木工製品、ダボ(家具の組み立てや木材接合のときに使う小さい円柱状の補強材。)、着火剤、また野菜などを作っている。B型の作業所で、利用者は17名、職員は5名の施設。ペレット工場は蒸し暑く、見学だけでも汗だくであった。ここは利用者も職員も若い人が多く、元気な作業所と言うのが最初の印象であった。
 作業場では3人の利用者が指導員とダボを数えて袋詰をしていた。根気のいる作業である。


ペレット


 昨日は、守大助さんを支援する徳島の会の役員会があった。恒例では会議の前に徳島駅前で宣伝行動を行うのだが、今回は酷暑のため中止。前役員会からの経過報告や、当面の活動(日本母親大会参加、中四国ブロック活動交流集会、映画「約束」上映等)について話し合った。
 映画「約束」は名張毒葡萄酒事件で、獄中から無実を訴え続けている死刑囚、奥西勝(86歳)が主人公の映画。仲代達也が主人公を演じている。徳島でも、9月29日(日)に郷土文化会館で上映する。
 映画「約束」の公式サイトは下記の通り。
 http://www.yakusoku-nabari.jp/introduction/


「帝都妖怪新聞」

帝都妖怪新聞 (角川ソフィア文庫)

帝都妖怪新聞 (角川ソフィア文庫)

 著者は妖怪研究者の湯本豪一。我が家にある著者の本は、「江戸漫画本の世界」「江戸の妖怪絵巻」「風刺漫画 日本近代史がわかる本」。
 著者は「はじめに」で、「明治時代の新聞に記録された数々の怪異記事から、江戸時代とは違ったもう一つの不思議な世界にトリップしていただければ幸いである。」と書いているが、科学的な思考が欧米から移入され始めた明治時代に、まだまだ多くの妖怪が存在していたことが面白い。新聞と言う真実を報道する(?)はずのメディアが、平気で読者に迎合して、荒唐無稽な記事を書くのだが、TPP促進や原発再稼働を積極的に後押ししている現代の新聞と全く変わらない。



我が家の絵馬  鳥取・大山  大神山神社 2012年10月2日購入




どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○苦労する墨身は細筆の 主に心をかけ硯
○おやせなされた三カ月さまよ 闇のあげくのはてじゃもの
○つとめする身とお庭の灯籠 晩にや誰がきてとぼすやら