「中国民間玩具に魅せられて」と「阿波踊り」

 四万十市で41度。酷暑である。徳島も同様、暑すぎる日が続き、寝苦しい。朝から冷房を入れないと過ごせない。
 昨日(8月12日)から徳島市阿波踊りが始まった。今年は、二女が孫を連れてきているので、早速見に行った。有料の桟敷席もあるが、私たちはもちろん無料の桟敷席で楽しんだ。5時過ぎに新町の桟敷席について、西日の暑い日差しの中をじっと我慢して、6時の開演を待った。
 最初の連が賑やかなお囃子とともに入ってくると、4歳の孫は一緒に浮かれて座席で手を振り足を挙げの大歓迎であった。



中国民間玩具に魅せられて

中国民間玩具に魅せられて

 玩具や郷土玩具の写真はいつ見ても楽しい。
 著者は、20歳代の若い時から郷土玩具の蒐集に夢中になって、夫君が淅江省の大学で教鞭を執るのについて行って、そこから中国の民間玩具の蒐集が始まったと自己紹介をしている。1987年の事であるから、30年もの経歴だ。その間集めた数は1万点を越すというから並たいていではない。阪神淡路大震災では、大きな被害を受け、蒐集の一部も壊れてしまったと言うが、とにかく楽しいのである。中国の歴史や文学から作られた人形や、十二支や吉祥厄除けの縁起物など、中国は今でも豊富なおもちゃが存在する。
 東京・神田の内山書店にはいつも数点が展示されて、買うこともできる。
 我が家の中国の玩具は、20数点ほど。



福建省の人形



干支人形



どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○一の鳥居越し二の鳥居越して もはや熱田が近くなる
伊勢路出るときや涙が出たが 今は吹き来る風もいや
○えんは異なものこれ味なもの 遠い三河と伊勢生まれ