B型肝炎恒久対策会議の集中学習会

 10月19日・20日に東京でB型肝炎恒久対策会議の集中学習会が開かれたので参加してきた。
 これは、今後の恒久対策を進める上で基本的に押さえておかなければならない、肝炎対策基本法に則った「肝炎対策の推進に関する基本的な指針」(略称:基本指針)を学ぶためと、当面の取り組みをどうするか、今後の長期的な恒久対策活動の取り組みについて討議するためであった。
 改めて基本指針を学んだが、これを作るにあたって多くの弁護士・患者がより良いものにするために努力したかが理解された。テキストは薬害肝炎全国原告団弁護団が作成した解説(獲得した成果と今後の課題)を利用した。厚労省事務局から出された素案に、患者・原告の目線から内容の再検討を行い、今の基本指針ができたことが理解された。勿論、原告・弁護団から見れば不十分な点もあるが、今後の肝炎対策の基本となるもので、いかによりよく活用するかが問われている。
 参加者からは、各地での取り組みも報告され、徳島での立ち遅れが再認識された。
 地方議会での請願行動(ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する請願 国会に意見書を上げてもらう。すでに横浜や川崎、兵庫県などで取り組まれており、徳島では11月25日に県議に対して話をすることになっている。)、国会行動(院内集会・政党レク・議員要請行動など 11月20日・21日を予定)や、来春の大規模な集会などが論議された。

 請願の中味は、下記の2点。
 ①ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。
 ②身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準を緩和し、患者の実態に応じた障害認定制度のすること。

 とにかく、これからも忙しい日々が続くことは予想される。





我が家の絵馬 徳島・牟岐 不動山・正観寺  1995年5月4日購入



どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○恋の淵瀬に 身を投げ島田 浮くも沈むも 主次第
○泣くもじれるも ふさぐもお前 機嫌なおすも またおまえ
○ぐちも言うまい りん気もせまい 人の好く人 もつ果報