B型肝炎訴訟の期日と議員要請

 昨日(11月1日)は大阪地裁でB型肝炎訴訟の期日であったので、傍聴してきた。今回も100名を越す傍聴者であった。
 2名の原告が意見陳述をした。いつ原告の意見陳述を聞いても、国の無責任さに憤りが募り、原告のおかれた状況について国がはっきりと和解への道を早く進んで欲しいとおもうばかりである。
 各地で国会に意見書を上げてもらう取り組みが進んでいる。兵庫県議会では9月議会で、10月22日のブログで書いた請願項目の2点が採択され、国へ意見書が挙上げられた。
 その中味は、下記の2点。①ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。②身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準を緩和し、患者の実態に応じた障害認定制度のすること。
 昨日の期日後の報告集会で各県の取り組みを聞いて、私も早速住んでいる阿波市の議員に働きかけた。
 一人はB型肝炎訴訟に関心のある議員で、快く協力をしてくれることになった。この日は電話だけだったので、5日には直接面会して説明することにした。
 もう一人は、私の地元の議員で、資料・パンフ・ブログで孺子の牛を渡して説明した。協力してくれるとのことであった。さらにもう一人は議会議長で知り合い。資料を議会事務局に送ってくれということで、この議員も協力してくれる。
 また、昼過ぎに小池さん(大阪原告代表で、徳島県那賀町出身)から電話がかかり、徳島選出の国会議員に11月20日の出席要請をして欲しいとのことであった。
 後藤田議員と福山議員の事務所に電話した。国会事務所は不在であったので、徳島事務所に電話をしたところ国会事務所に資料などをファックスしてくれということで、ファックスした。5日に再度電話をして参加できるかどうか確認することにした。
 全国各地でこの取り組みを大きく広げることが、肝炎の恒久対策拡充につながる。
 11月20日・21日には、国会の衆議院第2議員会館で「肝炎問題に関する院内集会」と政党ヒアリングが行われるので、同じ阿波市の原告とともに参加することにした。
 7日には、恒久対策のPT会議が東京であるので、これにも参加する。とにかく忙しい。





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どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店)
○花にや誘われ ひばりにやよばれ 今日も出て行く 春の山
○私しや春雨 主や野の花よ 濡れるたびごと 色を増す
○色も香もある なさけの梅に 縁を結びし けそう文