肝炎医療講演会とB型肝炎訴訟相談会

 昨日(11月16日)は、徳島市内で医療講演会と相談会が行われた。
 医療講演会は、以前阿南市で開催した時の講師、玉木克佳先生が「B型肝炎患者の日常生活における注意点と最新の治療法〜B型肝炎と診断されたら」と題して行った。
 簡潔明瞭な話で、40名あまりの参加が熱心に聞き入っていた。徳島県は肝炎ウイルス検査が今年度から医療機関でも無料で行われるようになり、受検者も増えてきた。しかし、その数はまだまだであり、なお一層の取り組みが求められている。今回の参加者は、もちろん肝炎患者ばかりであるが、その周りの人を考えると、多くの方が自分か肝炎ウイルスに感染しているかどうか知らないでいる。


 玉木先生は、B型肝炎のセルフチェックとして、以下の項目を挙げられた。
  □1985年より前に生まれている。
  □1972年以前に輸血を受けたことがある。
  □長期にわたって血液透析を受けている。
  □大きな手術を受けたことがある。
  □B型肝炎ウイルスに感染している家族がいる。
  □適切な消毒をしていない器具を用いて、入れ墨を入れたり、ピアス
   やボディピアスの穴あけなどをおこなったことがある。
  □過去に健康診断などで肝機能異常を指摘されたにもかかわらず、
   その後、肝炎の検査を受けていない。
  □不特定多数の相手と性的関係をもった経験がある。

 このチェック項目に該当するものがある方は、是非ウイルス検査をして欲しい。

 県からは感染症疾病対策室の板東室長補佐がこられ、徳島県の医療費助成などの話をしてくれた。
 私も、徳島肝炎の会や自治体請願の取り組みなどについて話をした。

 相談会には、10組の新たな相談者と、4組の継続相談者の方がこられた。徳島肝炎の会へも2名の加入予定があった。
 終了後、今後の活動日程を決めた。
  11月25日 1時から 県議会要請
  12月4日  阿波市議会要請、板野郡訪問
  1月27日  徳島県肝炎対策協議会
  1月28日  肝炎オルグ 県西部地方
  2月9日  肝炎訴訟相談会
  4月19日  肝炎訴訟相談会
  7月12日  肝炎相談会(高松市予定)
 参加できる方を募集している。もちろん、四国以外の方の参加も熱烈!歓迎である。

 はるばる大阪からこられた弁護士4名は、終了後恒例の「活魚水産」で夕食をして帰ったようだ。
 私と近藤さん(徳島肝炎の会事務局長)は、樋端先生(といばな 以前医療講演会の講師をしてくれました)の古稀の祝いが有志であったのでそちらに参加した。

 今日(11月17日)は連れ合いと、高松市に行って来年の干支(馬)のものをいろいろ買ってきた。主な目的は諸国民芸・福田屋であったが。宮内張子3代目の太田みき子さんの張子面や色紙などを購入した。
 帰る途中、籠屋町通りの熨斗屋の店先に、郷土玩具やこけしが並べてあったので覗いてみた。絵馬(東京の浅草寺舞保存会と書いてあった)があったので1枚300円で購入した。店の人に聞くと、先代社長が郷土玩具などを集めるのが好きであったが、亡くなったので希望する人もあり格安で分けているとのことであった。




我が家の絵馬  東京・浅草寺 白鷺の舞  2013年11月17日購入



どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○水の月 手にはとれぬと諦めながら ぬれてみたさの 恋の欲
○いろは紅葉も こくなるからは ぱっと浮名が たつた川
○庭の松虫 音(ね)をとめてさえ もしや来たかと 胸さわぎ


下にミライオの宣伝が出てきているが、もちろん私はこの法律事務所を支持しているわけではない。きちんとした弁護活動を行ってくれる全国B型肝炎訴訟弁護団にご相談を。