B型肝炎訴訟相談会の案内で医療機関巡りと「中国の大盗賊・完全版」

 昨日(12月4日)は、弁護士(中島・中井・増田・真鍋)と私、近藤(徳島肝炎の会事務局長)とで来年2月9日に行われるB型肝炎訴訟の相談会の案内に行ってきた。
 今回は、徳島の西の方への案内。ふた組に分かれ(中島・真鍋・有川組、中井・増田・近藤組)て行動。
 中島・真鍋・有川組は麻植協同病院(管理課長の島村さんが熱心に話を聞いてくれました)、木村内科胃腸科、東徳島医療センター(合同で)、きたじま田岡病院、いのもと眼科内科、越智外科胃腸科を訪問。
 中井・増田・近藤組は吉野川保健所、徳島医療センター、健生病院、徳島県保険医協会、東徳島医療センター(合同で)。
 その後、県庁に行き感染症・疾病対策室の稲井室長・板東室長補佐と面談した。アポなしの訪問でしかも県議会開催中で忙しい時にもかかわらず、熱心に対応してくれた。
 議会請願の話や各地の肝炎の取り組み、新しく薬価掲載されたシメプレビルの話などをした。
 遠くから徳島まで来てくれた弁護士の皆さん、ご苦労様でした。
 次回は、1月27日の徳島県肝炎対策協議会(多くの方の傍聴をお願いします。)の翌日(28日)に徳島のもっと西部地域に行く予定。



中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)

中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)

 本書は1989年に出版された。その時は「完全版」という文字はなかったのだが、その後2004年に完全版とした。書き加えた(もともと書かれていたのだが1989年の時には加えなかった)部分は毛沢東に関するものであった。
 筆者は中国の盗賊の定義として、①官以外の ②武装した ③実力で要求を通そうとする ④集団 と定義している。
 また、中国では人の目をぬすんでこっそりチョロまかすようなケチなのは「偸」で個人。「盗」は集団で堂々と公然として要求を実現するとしている。
 そして、中国では多くの盗賊が国家を乗っ取っている。その最初が陳勝劉邦であった。「これぞキワメツキ最後の皇帝」として毛沢東を挙げている。
 毛沢東の時代、「整風運動」「反右派闘争」「大躍進」「人民公社」などなど、そして極め付きは「文化大革命」、大変問題のある国民にとっては厳しい時代であったと思う。
 さてその皇帝・帝王というものは、「一切の束縛から、それどころか憲法をはじめとするすべての法律や規則からも完全に自由なのがたった一人の帝王である。と筆者は書いている。
 ところで日本ではどうだろうか。国家機密の漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法案(何が秘密なのか国民には知らされない)、TPP、辺野古基地移転問題、生活保護、消費税増税などなど、全く日本をどこへもってゆこうとしているのだろうか。アメリカや多国籍企業へ国民の富を献上しようとしている安倍首相は「盗賊」なのだが、そのやり方は「偸」であると思う。



我が家の絵馬  京都・北野天満宮  牛  2007年1月1日購入


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○恋の岡崎 なさけの吉田 なさけないのが 明がらす
○信州信濃の 新蕎麦よりも わたしやお前の そばがよい
○逢うた初会に すいたが因果 みんなそなたが あるゆえに