直ちに病院へ 北京短期語学留学

 昨日、午後7時過ぎに北京からようやく徳島の我が家に戻ってきた。ようやくブログを再開することができた。
 北京では後半の3日ほど体調を崩した。奥歯の下の歯が痛いのと、咳・鼻水・喉痛・微熱であった。
 奥歯は、昨日帰る間際に朝食のパンを食べていたら、奥歯の被せが突然取れた。昨日から今日の10時に歯科を予約していたので行ってみると、レントゲン撮影で膿んでいて歯も傾いているという。この部分は半分を以前取って被せで補強してきたもである。1時間ほどかけて治療は終了したが、仮の被せをしたので来週も受診しなければならない。
 ついでに、風邪の方も診てもらおうと内科を受診した。受付が11時20分。1時間あまり待ってようやく診察。血圧は147/75 脈拍は82 体温は37度であった。
 風邪については北京で泊まっている中央民族大学大学の病院で、20日に診てもらっていた。その時の医師は上気道炎と診断した。びっくりしたのが、症状を聞かれたので鼻水・咳・喉痛・微熱(もちろん中国語でだが)と告げたのだが、熱を測っただけで(36度少々)聴診器を体に当てなければ、舌圧子で喉の状況も診ない。薬も出ないで散々であった。
 払った医療費は初診料3元(最近は円安で1元18円)、検査費(詳細では血液検査とあった)が15元、電子下透視(レントゲン検査のこと)が5元であった。ほとんど何もせず、わけのわからない検査項目にして合計23元とはひどすぎる。
 因みに今日の診察費は、診察料121点(1点10円)、検査料334点、その他86点 合計541点 負担割合は3割なので自己負担1,620円であった。



兄と人民広場で


 徳島市の医者に診てもらったら、きちんと診断した上でインフルエンザウイルス検査もしてくれた。鼻に細長い綿棒を差し込み検査するもので、結果は10分で判明する。陽性であった。北京に2週間ほど行っていて昨日帰ってきたと告げたら、新型インフルエンザの可能性もあるということで、保健所に連絡された。発熱・症状からすると北京で感染したとのことであった。そして別室に隔離された。マスクも気密性の高いカップ型に替えられた。他の患者への感染を恐れた当然の処置であった。検査の結果は季節性のインフルエンザということになり、隔離室からようやく解放された。症状が出て数日経っているのでウイルスの増殖を抑えるタミフルは使えず、喉の痛みや咳の症状を軽くする漢方を処方してくれた。終了したのは午後3時前。腹はすくし疲れるはで大変な帰国1日目であった。
 この間、北京に行っていた人達も感染している可能性が大(多くの人が咳をしていた)なので短期留学の時の責任者に連絡し、全員が受診して感染が広がらないように要請した。私を北京に誘ってくれた兄も早速受診して、A型インフルエンザであったと電話がかかってきた。
 北京ではたくさんのおみやげをもらってきた。




我が家のだるま 8cm




どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○感動されても 三味線まくら 親のバチかよ 三下り
○上の空吹く 風とは知らず のぼりつめたる 奴凧
○重いからだを 身にひきうけて 抜くに抜かれぬ 腕まくら