沖縄でB型肝炎恒久対策会議など

 1月25日(土)に沖縄でB型肝炎恒久対策会議が開かれたので参加した。今回は連れ合いも遊びの方で参加した。徳島から沖縄へのアクセスは大変不便である。高松空港まで車で(1時間10分)出かけた。沖縄への会議参加は、飛行機が一日1便しかないので前泊・後泊をするしかないのである。24日の2時過ぎに沖縄に着いたので、対馬丸記念館に行くことにした。モノレールに乗って県庁駅前で降り、歩いてゆくと途中に中国風の建物があった。福州園と書いてある。那覇市と中国の福州市とのあいだで友好都市締結ができ作られてものである。中国人・韓国人の観光客が多かった。
 対馬丸記念館は、1941年8月21日政府の指示による学童集団疎開の子供をたくさん乗せて那覇港を出航した対馬丸が、米軍の潜水艦により魚雷で撃沈し犠牲となった犠牲者を記念するために建てられてものである。多くの子供たちの写真、その多さに心を打たれる。無謀な戦争の犠牲者がここにはいる。安倍首相の靖国参拝をこの子供たちは絶対に受け入れないだろう。


 25日の午前中は壺屋通りでお茶碗を購入した。とにかく土産物屋の多さと、中国語の多さに驚いた。沖縄には10年前に来たことがあるが、その変容は大きい。
 12時からは県庁前で国会請願署名の行動があったので連れ合いも参加した。全国から今日の会議のために参加した人は100名余り。皆で署名への協力を訴えた。300筆余り集まったという。全国で100万筆を集め、肝炎対策の充実を国へ求めることになる。
 会議では、①国会請願100万人署名について ②地方議会決議について(現在47自治体でこ国への意見書が採択されている。徳島では県議会と阿波市議会) ③3.12集会(東京の国際フォーラムで開催される。1,000名以上の参加を予定している) ④肝炎デーフォーラムについて などについて熱心に討議がされた。

 特に、国会請願署名はB型肝炎訴訟原告団弁護団、薬害肝炎原告団弁護団、日肝協の3者で取り組むものであり、ぜひ成功させて国の肝炎政策を前進させなければならない。この日の夜は従兄弟が沖縄にいるので連絡を取り、おいしい食事とカラオケを楽しんだ。
 従兄弟は、しまづくりネットというものを運営している。沖縄の街を自転車で探検したい方は、下記にご連絡を。
 http://shima.p-kit.com/ 
 沖縄県那覇市の自転車レンタルサービスはNPO法人しまづくりネットにおまかせ!

 レンタサイクル しまづくりネット
 自転車レンタルを始め、各地の観光スポットの紹介も行っています。
 電話:098-862-1852 FAX:098-862-2158 住所:那覇市前島1-1-5

 26日は観光バスで今帰仁城跡、万座毛、海洋博公園(私たちは水族館の中に入らず公園を散策した)、パイナップルパークなどを楽しんだ。
 27日はレンタカーを借りて辺野古のテント村を訪問した。辺野古の闘いはこの日で6,210日になる。テント村では4人の方が詰めていた。徳島の新婦人が送った横断幕も掲げられていた。全国各地から支援の人が来ているが、この日は韓国から若い人を含め18人の方が来ていて、熱心に説明を聞いていた。聞いてみたところ世界各地から見学・支援に来るという。アメリカの世界戦略を阻止する焦点に、辺野古はなっている。


 那覇空港から高松空港を経て、我が家についたのが5時半。休み暇もなく徳島市内で開かれている徳島県の肝炎対策協議会の傍聴に参加した。7時から8時近くまで傍聴した。その後大阪から傍聴に来た弁護士・原告の小池さん、徳島肝炎の会の近藤事務局長らと我が家で懇親会を開いた。
 28日は、大阪から来た弁護士や徳島の原告、近藤さんらと2班に分かれてB型肝炎訴訟への理解と協力を得るため徳島の西部地域を訪問した。阿波班は阿波市(副市長ら4名が応対)阿波病院(厚生連)・美馬市保健センター・美馬保健所・さくら診療所を訪問した。私は三好班で、三好保健所・三好保健センター・県立三好病院・健生西部診療所・みのり薬局を訪問した。どこも、対応は良くて2月9日の特措法説明会などのチラシを置いてくれ、大阪弁護団のパンフや小冊子などを置いてくれることになった。午後からは吉野川市・徳島保健所を訪問した。弁護士らは徳島保険医協会を訪問した。いろいろハプニングはあったが実りある一日であった。


我が家のだるま 9cm


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○お前政宗 わしや錆刀 お前切れても わしや切れぬ
○どうせ互の 身は錆刀 切るに切られぬ くされ縁
○切れた切れたは 世間のてまえ 水にうき草 根はたえぬ