北京短期語学留学⑨ 徳島は雪

 今朝、5時半に起きると外は真っ白。雪が降って積もっている。3cmほどであろうか。外では、今も降っている。徳島でこんなに降るのは滅多にない。徳島地方気象台によると、今日・明日は雪のようである。15日・16日は愛媛県今治・湯ノ浦ハイツできょうされん四国ブロックの会議があるのだが、高速道路は通行止めになっている。どうなるのだろう。


 北京9日目(1月15日・水・晴れ)7時起床。
 今日の勉強は漢語会話301句の第21課は招待。呢,刚才...了,正在...呢、等を習った。休憩の合間に老師がテレサ・テンの音楽を流したので、カラオケででも中国語で歌っているのだろうか、K山さん・K田さん・H野さんらが、楽しそうにあわせて口ずさんでいた。「月亮代表我的心」などであった。

 昼食は学生食堂でパンとジュース。
 午後からはM澤さんの紹介で、学生に宿舎の私たちの部屋で発音を教えてもらうことにした。最初は民大の学生かと思ったが、あとで柳青さんの知り合いで洛陽の学生と知った(崔雨欣君と程序君)。1人は日本語の勉強(2年間)をしているが、もう1人は全く話せない。北京出身で冬休みになったので帰ってきたとのことであった。柳青さんが日本人がいると言ったので興味を持って、我々の勉強が成立した。最初は緊張していたようだった(何しろ相手は年寄りばかりである)。


郭老師

 K山さんが学生たちにあげようと思ったのであろう。梅干を出してきた。最初にK山さんが食べてみせて、2人にどうだと勧めた。崔雨欣君は断ったが、程序君は口に入れてひと噛みした途端にしかめ面。あわててトイレに飛び込んで梅干を便器に吐いた。これからが大変。便器が詰まってしまったら困るので、梅干を取り出すために私が掃除。
 辞書で調べてみると中国にも梅干のようなものはあるようだが、日本ほどしょっぱくないのだろう。日本から寒さ対策で持ってきた使い捨てカイロは、思ったほど寒くないので不要であった。
 崔雨欣君は漫画のドラゴンボール夏目漱石の「吾輩は猫である」などを中文で読んだことがあるという。徳川家康について書かれたものも読んだという。こんなことを話していると、反日感情はどういったところで流されているのか、疑問に思ってしまう。
 夜は鴻毛餃子で4人で食事。47元であった。「老村長」という白酒を6.5元で買った。
 乾燥しすぎて、体調を崩している人が2人いる。私も少し体調が優れない。空が青くても粉塵が多いのであろう。倉Tさんは民大の病院にかかり診察費・薬代を入れて19.4元かかったと、領収書を披露してくれた。M澤さんが毎日ニュースを発行していて、そこに明細が紹介されている。一般診療費2.5元、初診料0.5元、西薬費5.4元、中成薬費11.0元であった。病状についても詳しく診療録に書かれていた。その前に薬局で市販薬を買ったら90元だったというから大きな差である。授業を倉Tさんは中途退席した。



我が家のだるま  高松八栗だるま  14cm


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○出会いがしらに 頭とあたま あ痛かったと 目に涙
○惚れた男は かわいいものよ お気の毒だが ぬしじゃない
○裸で寝たとて 惚れたじゃないよ お前のシラミが うつるから