肝炎だらけ 国会議員要請と1,000人大集会成功

 3月12日(水)の午後からは、国会議員への請願署名に対する要請行動を行った。全国から400名をこすB型肝炎訴訟原告団弁護団、薬害肝炎原告断・弁護団、日肝協の人たちが衆参両議院に働きかけを行ったのだから、壮観である。13日の徳島新聞に徳島班の国会議員要請の様子が記事にされた。
 徳島班は、真鍋・増田両弁護士に、N井さんとその孫の看護学生、M田さん一行(3名)に私たち夫婦の9名が参加した。
 徳島選出の国会議員(後藤田正純・福山守・山口俊一・中西祐介・三木享)を訪問したが、残念ながら議員本人には会えなかった。こちらの熱意が足りなかったか。それでも秘書の皆さんが熱心に対応してくれた。
 私が、今回の議員要請行動について話し、N井・M田さんが自分の病気の現状や思いを語ってくれた。両弁護士も側面から補足して説明してくれた。一番良かったのは、N井さんのお孫さんの話であった。なんで、看護学生を目指したか、祖母がB型肝炎であることを知って、なんとかしたいとの願いからという(本人の話はもっと上手であったが)。
 新聞記事を添付する。

 6時半からは有楽町の「東京国際フォーラム」で「オールジャパン肝炎サポート大集会」が行われた。私も、果たして1,000人も集まるかと心配したが、杞憂に終わった。大阪(近畿・徳島)からも200名を越す人が参加し、総勢1,100人ぐらいだったという。
 ここには、国会議員・請願に協力してくれた地方議員60名あまりも参加し、それぞれ連帯のあいさつを行った。
 国会議員は細野豪志議員(民主)、福島瑞穂議員(社民)、小池晃議員(共産)、川田龍平議員(結いの党)、桝屋啓吾議員(公明)の参加であった。それぞれ、今私たちが取り組んでいる国会請願署名への温かい激励であった。自民党議員の挨拶がなかった(地方議員は何人も参加していた)のは残念。与党であるので他党の国会議員、世論の動向を見ているのだろうか。そうならば、もっと力を入れて署名に取り組まなければいけない。
 写真は議員要請と、大集会風景。

 翌日(13日)はB型肝炎訴訟原告団の代議員総会が東京であったので参加した。議題は、これからの取り組みと規約の改正であった。

 これで終わりではなかった。翌日は大阪で裁判の期日があったので、参加した。さすがにこの日は2日輭連続で東京行動があったので、いつもより参加者は少なめであった。それでも傍聴席はいっぱい。
 2名の原告の意見陳述と弁護団の意見陳述があった。原告の方はどれも母親との関係(もしかして母子感染では?)という思いで長年暮らしてきて、親にも本人にとっても辛い年月であったことが話された。
 この日の和解件数は112名であった。全国弁護団における現在の提訴者数は11,542名、和解者数は6,150名、大阪弁護団における現在の提訴者数は2,305名、和解者数は1,382名であったので(2014年2月28日現在)、合計1,494名となった。
 裁判後は会場を「いきいきエイジングセンター」に移して裁判報告会と原告団総会が行われた。
 大阪原告団弁護団の皆さん、国会請願署名でも全国の皆さんを励まして頑張っている。この署名のためのブログも開設している。

 http://bkanblog.blog.fc2.com/

 まだまだこれで終わりではない。17日(月)は厚労省の肝炎対策推進協議会が東京であるので、委員の一人として参加しなければならない。
 合間に、16日は久しぶりに四国札所の藤井寺から焼山寺までの山道を歩く(どこまで行けるか全くおぼつかない。夜は会議がある。



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どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
 福沢諭吉のどどいつである。
○あはぬ果報をねてまつよりも 起きてはたらけ我がてあし
○何をくよくよあのお武家さま 人のかせぎを見てくらす
○仁義道徳くそでもくらへ こじきしながら青表紙