「日本軍と日本兵」 一ノ瀬俊也
昨日、同じタイトルでブログを書いたのだが、間違えて破棄してしまった。同じことを2度も書く気力がないので、簡単に済ます。
一昨日は毎年恒例の、徳島県勤労者山岳連盟主催の第31回やまなみウォークラり―に参加する予定だった。JR鴨島駅から徳島市の眉山に至る30kコースは、鴨島駅から山に入る道と、阿波史跡公園から僧都に至る道の約8kを除くと山道ばかりをひたすら歩くこのコースは大変人気がある。しかしこの日は朝から雨が降ったので、残念ながら不参加とした。
- 作者: 一ノ瀬俊也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/01/17
- メディア: 新書
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今までに読んだ著者の本は「明治・大正・昭和戦争マニュアル」(光文社)と「戦場に舞ったビラ」(講談社)。どれも、日本軍、日本はいかなるものだったかを明らかにしている。アメリカから見た日本軍は「規律は良好」「準備された防禦体制下では死ぬまで戦う」「射撃下手」「予想外の自体が起きるとパニックに」ということだ。過労死になるまで働かさせるブラック企業によって、現代でも国民は「死ぬまで戦う(戦わさせられる)」事態に追い込まれている。また、安倍首相の特定機密法や集団自衛権などは、狂信的な時代への回帰を目指すもので、食い止める行動を起こさなければならないと思う。
そして著者は、彼らの直系の子孫たる我々もまた、同じ立場におかれれば同じような行動をするだろうと考えている。
どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店)
○恋の夜学にランプをてらし 痴話とくぜつの勉強する
○思ひがけなく見合す顔を 烟(けむ)にして行く汽車の窓